城破(しろわ)りの考古学

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642077774
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C1021

内容説明

肥前の名護屋城や島原原城などの廃城跡には、故意に破壊された痕跡がある。それは城郭の生命を断ち切る呪法・作法だったのではないか。戦国期から近世初期に至る城郭破壊の実態を解明し、中世城郭の機能と実像に迫る。

目次

1 破城と破却の風景―越後国「郡絵図」と中世城郭
2 城破りの考古学
3 縄張研究からみた中世城郭の城破り―東日本を中心に
4 城を焼く―自焼没落とその後
5 山城停止令の伝承
6 徳川の平和と城破り

著者等紹介

藤木久志[フジキヒサシ]
1933年新潟県生まれ。現在帝京大学文学部教授

伊藤正義[イトウマサヨシ]
1950年新潟県生まれ。福島県立博物館を経て、現在文化庁文化財部記念物課文化財調査官
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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