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資本主義の成熟と転換―現代の信用と恐慌

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784905261209
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3033

内容説明

マネーゲーム化した国際金融、停滞する先進各国の実体経済、それはなにを示しているのか。雇用不安と格差拡大に直面する国民生活、その原因はどこにあるのか。著者長年の理論研究・現実分析にもとづいて、資本主義の今とこれからを深掘りする。

目次

現代の産業循環・恐慌と信用―ドル体制下の世界
第1部 貨幣・信用論と現代(現代における貨幣と信用―金廃貨論と内生的貨幣供給論の批判;「信用創造論」の呪縛―銀行信用の正しい理解のために;金ドル交換とその停止の意味―準備・介入通貨論と為替媒介通貨論;現代の金融取引・収益の特徴と本質―貨幣資本の蓄積と現実資本の蓄積)
第2部 資本主義の成熟と転換(ドル体制の変容とアメリカ経済の転換―「カジノ資本主義」の形成・破綻・「復活」;2003年度の巨額介入と短期資本移動;岐路にたつ日本資本主義―利潤率の傾向的低下と日本経済;利潤率の傾向的低下法則はなぜ誤解されるのか;一般的利潤率の傾向的低下の法則と「置塩の定理」 ほか)
「利潤原理」の相対化―経済システムの転換に向けて

著者等紹介

小西一雄[コニシカズオ]
1948年、東京都に生まれる。1971年、上智大学法学部卒業後、東京都入都(中野区役所勤務)などを経て、1976年、立教大学大学院経済学研究科博士課程に入学。1982年3月、同単位取得退学。4月、立教大学経済学部専任講師。1984年、立教大学経済学部助教授。1993年、同教授。2013年、退職。現在、立教大学名誉教授、東京交通短期大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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渡邊拓視

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マルクスの資本論に基づいて、日本経済の利潤率傾向的低下を指摘した本。これからの学習にも辞書的に活用して役立たせたい。2016/12/09

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