内容説明
ないものねだりの袋小路から脱出しよう!大企業とグローバルニッチトップ(GNT)の事例から、成長の要因を探る。
目次
第1部 問題提起と本書の狙い(日本のものづくり企業の課題;効率の良いイノベーション―分析のフレームワーク)
第2部 大企業にみるイノベーションの成功・失敗分析(新旧シャープの経営戦略―「開発特性×連携戦略」の視点からみた比較分析;トヨタの新興国製品戦略における新結合―IMVとエティオスにみる新結合の成功と失敗の分析)
第3部 研究開発型GNTのイノベーションと資源結合の戦略―研究開発型GNTの事例研究を中心に(内々連携・内外連携を通じた事業基盤の強化―自動車サプライヤーの能力構築とイノベーション特性;知財開発と内外連携の戦略―中小GNTの知財開発と飛躍の特性;知財の収益化と内外資源の連携戦略―大規模GNTにみる知財収益化の形態と特性;企業の成長戦略と資源連携の戦略―中小・中堅・大規模GNTの比較と持続的成長の条件)
第4部 効率の良いイノベーションと資源連携の戦略―総括と提言(効率の良いイノベーション特性―本研究のまとめと含意;効率の良いイノベーション戦略―新事業開発に向けての提言)
補論 イノベーションと資源結合―イノベーション関連の先行研究(イノベーションと能力構築・進化の特性;状況の変動に応じた資源・能力の連携とその狙い)
著者等紹介
土屋勉男[ツチヤヤスオ]
東京工業大学工学部経営工学科卒業、大学院理工学研究科修士課程修了、経営工学修士。株式会社三菱総合研究所取締役上席研究理事、明治大学政治経済学部客員教授、桜美林大学大学院経営学研究科教授等を歴任。現在、日本シンクタンク・アカデミー副理事長
井上隆一郎[イノウエリュウイチロウ]
東京大学経済学部経済学科卒業、埼玉大学大学院経済科学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。株式会社三菱総合研究所参与政策経済研究センター長、青森公立大学大学院経営経済学研究科教授、東京都市大学大学院環境情報学研究科教授等を歴任。現在、桜美林大学ビジネスマネジメント学群・同大学院経営学研究科教授
赤羽淳[アカバネジュン]
東京大学経済学部経済学科卒業、東京大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。株式会社三菱総合研究所主任コンサルタント、横浜市立大学国際総合科学群准教授等を経て、中央大学経済学部・同大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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