生死(いきたひ)―生前四十九日

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  • サイズ 46判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905247654
  • NDC分類 916
  • Cコード C0077

内容説明

妻はなぜ夫の死を映画にしたのか。天地合同製作ドキュメンタリー映画『いきたひ』が誕生した理由と必然性。

目次

第1章 産道(がんを研究してきた夫ががんに;ベクトルが違う夫婦 ほか)
第2章 生前四十九日(人生最終章の奇跡;最初で最後の家族旅行 ほか)
第3章 臨終(究極の祈り;救急車を呼ぶか呼ばないか ほか)
第4章 生還(自分で映画をつくれば?;天地合同製作映画 ほか)
第5章 昇華(抱かれて逝く;死に逝く人の尊厳 ほか)

著者等紹介

長谷川ひろ子[ハセガワヒロコ]
ドキュメンタリー映画『いきたひ』監督。フリーアナウンサー。健康体操教室・スタジオMother’s主宰。シンガーソングライター。元埼玉県日高市教育委員。秋田県生まれ。地方局アナウンサーを経て結婚。4児の母となる。末期がんの夫を家族とともに自宅で看病しながら、その姿を撮影。生還を信じて撮影した夫の闘病生活だったが願いは叶わず、2009年、夫は他界。3年後、まったくの素人ながら映画製作を決意。脚本、ナレーション、編集、音楽の作曲・演奏・歌などほとんどすべてを自ら担当し、2015年4月に完成させた

長谷川秀夫[ハセガワヒデオ]
薬学博士。新潟県生まれ。京都大学大学院修了。製薬会社の研究員を経たのち、2002年、生薬発酵研究所を設立。独立行政法人理化学研究所研究員。2005年、日本サプリメント臨床研究会代表理事就任。2009年、5月に耳下腺がんを発症し摘出手術を受けるも、同年9月に再発し「余命半年」との宣告を受ける。余命宣告を受けたのち日記『自分誌』を付けはじめる。自身の生還が多くのがん患者の希望を生むと考え、闘病記録の映像撮影を妻に依頼する。同年12月14日没(享年47歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naomi

12
一緒に行った映画上映会で旦那さんが買った本。わたしが先に読んじゃいました(^-^) 映画後の長谷川監督のトーク内容と重なるところもありつつ、さらに深まるところも、トークで予告された“オレンジ色の蝶”の訳も書かれていました。 他人のためを思うと、迷いがなくなり、パワーが強まるんだなぁとわかりました。人が自然に死ぬってこういうことかと、自分を活かして生きていくってそういうことかと、理解が深まりました。2017/09/05

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