内容説明
原子力と被ばく医療の泰斗が語り尽くす福島の真実。不安をあおる報道や主張に一石を投じる。
目次
1章 対談 放射能の真実(恐怖との戦い;なぜ人は「被ばく」を怖れるのか;人はリスクのなかで生きている;福島 未来への提言)
2章 見えてきた「虚」と「実」(放射能問題をめぐる「虚言」と「真実」;科学的な「安全基準」と社会的な「安心基準」は違う;リスクと確率論を語りたがらない日本人;事故当初の対応と収束後の対応は違って当たり前;ゼロリスク願望の不思議;科学者は積極的に社会に出るべき;自然放射線は大丈夫、人工放射線は「悪」の勘違い;いつも体内にある放射性物質;生涯100ミリシーベルトの意味とは?;誠実に不安と向き合う心)
著者等紹介
山名元[ヤマナハジム]
京都大学原子炉実験所教授。1953年京都市生まれ。東北大学大学院工学研究科博士課程修了。東北大学工学博士。旧動力炉・核燃料開発事業団(現・日本原子力研究開発機構)主任研究員などを経て、1996年京都大学原子炉実験所へ。2002年より現職。専門はアクチニド化学、再処理化学工学、核燃料サイクル工学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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