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内容説明
一人の船頭の半生から見たカツオ一本釣り漁。土佐‐三陸、震災からの復興を願う強い絆。カツオ一本釣り漁―。そこには自然を敬う伝統と日本独特の大切な文化が生きづいている。漁師の力強い日常と苦労を追いながら、激減するカツオ一本釣り漁の姿を浮き彫りにする。
目次
1 久礼への旅
2 絵馬に描かれたカツオ漁
3 安さんのカツオ漁―昭和のカツオ漁民俗誌
4 「餌買日記」に描かれたカツオ漁―餌買の旅を追う
5 震災年のカツオ漁
6 カツオ漁の風土と災害
7 カツオ漁の旅
著者等紹介
川島秀一[カワシマシュウイチ]
1952年生まれ。宮城県気仙沼市出身。法政大学社会学部卒業。博士(文学)。東北大学附属図書館、気仙沼市史編纂室、リアス・アーク美術館、神奈川大学特任教授などを経て、東北大学災害科学国際研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
7
カツオの一本釣漁。釣りそのものだけでなく、それを生業とする生活、背景も語られ興味深かった。2015/05/27
しおパパ
2
カツオ漁=土佐ではなく、カツオ漁=土佐の漁師ですね。2015/08/24
yyrn
2
気仙沼出身の大学教授が高知のカツオ漁師の仕事ぶりを通して漁師という仕事に真摯に向き合い、豊漁や身の安全を祈らざるを得ない職業観をていねいに紹介している。ほかの漁師との絡みも読ませるし、今回の大津波のことも押さえている。民俗学者の宮本常一の本を読んでいるようだった。私には気仙沼に関する記述のすべてが懐かしく、嬉しかった。でも、漁師との話は星野博美の「コンニャク屋漂流記」(11')の方が私には馴染む。2015/04/14
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