別冊歴史読本<br> ハプスブルクプリンセスの宮廷菓子 - スウィーツに秘められたプリンセスたちの素顔と王宮の

別冊歴史読本
ハプスブルクプリンセスの宮廷菓子 - スウィーツに秘められたプリンセスたちの素顔と王宮の

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  • サイズ B5変判/ページ数 155p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784404033673
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C9422

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

71
マリア=テレジアとエリザベート皇后を中心に、ハプスブルク家で食べられていたスウィーツが紹介されています。女帝の好きだったというシュトゥリューデル、すごく太りそうだけど、すごく美味しそう!!バラやジャスミンの香りのするココアも素敵!シシーはダイエットのイメージが強かったですが、あまりに過酷な食事制限と体操のせいでスウィーツに走ってしまったらしい…二人以外にも貴賤結婚の花嫁フィリピーネのレシピや、ウィーン会議を彩ったスウィーツなど見どころ満載でした。巻末にレシピ集もあり。作ってみたいけど、ちょっと難しそう。2020/01/24

いこ

70
著者は「ハプスブルク家研究家」で「日本・オーストリア食文化協会顧問」。写真の豊富さと、「テーブルウェア」から「ハプスブルクスウィーツレシピ集」まで収録の贅沢な本。特に、私の好きなエリザベートに多くの頁が割かれているのが嬉しかった。エリザベートが過酷なダイエットをしていたのは有名だが、スウィーツだけは最後まで断ち切れなかったこと、マリー・アントワネットの有名な台詞「パンがなければ、お菓子を食べればいい」の「お菓子」は「ブリオッシュ」であったこと、など知らなかった話ばかりで最後まで引き込まれて」読了した。2020/01/13

Nat

37
図書館本。なんとなく借りた本だが、ハプスブルク家と関わりの深いお菓子を紹介しながら、ハプスブルク家の歴史についても語られていた。美味しそうなお菓子や素敵なカフェ、食べたいし行ってみたい。旅を愛していたエリザベートが、フランスやイギリスなど多くの街を訪れていたことがよくわかった。あまり触れられたことがない次女のギーゼラや、ルドルフ皇太子妃ステファニーについても触れられていた。貴賤結婚をしたチロル大公フェルディナント二世やヨハン大公の夫人たちが、超一流の料理の腕前だったことも興味深い。2021/01/16

m

5
ハプスブルク家ゆかりの宮廷菓子を紹介。ザッハトルテは食べたことがあるが、すごく甘かった印象。自分のために牧場を建てたエリザベートはさすが。2020/09/15

サラ

3
大公と身分違いの結婚をした豪商の娘フィリピーネの話が興味深い。庶民ながら宮廷料理人顔負けの料理の知識を持つ才女、おまけに美人って…少女小説のヒロインみたい。それからウィーン宮廷で唯一の女性菓子職人だったテレジア・トイフルも気になるなぁ。ハプスブルクといいつつそれに関わった人々についての記述もちょこちょこあって、なかなか良い本だった。2013/02/07

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