著者等紹介
ひさまつまゆこ[ヒサマツマユコ]
1987年生まれ。高知県土佐清水市出身。創敷芸術科学大学芸術学部美術学科卒業。現在、土佐清水市で、どうぶつをモチーフとした絵画や絵本などを制作、活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
102
作者のことは知らなかったが、表紙のユーモラスな怪獣の姿に惹かれて読んでみた。躍動感があって、色鮮やかな絵が素晴らしくて、物語の中に一気に引きこまれる。おかしな姿ゆえに皆に嫌われて、涙をぽろぽろ流す怪獣の姿が哀しい。友達になった小さな木を大きな体で守ろうとする場面には、胸を打つものがあった。友達になった木は嵐によってなぎ倒されてしまうが、怪獣に素晴らしい贈りものを残す。シンプルな物語だが、いろいろなことを考えさせてくれた。2016/12/05
mntmt
16
絵に惚れた。2016/01/18
魚京童!
15
6本足だからなんだろうね。同じところと違うところは絶対にある。だから多様性だし。っていうかつまらん感想になってる。思いつく内容がない。そのまま書いてるだけ。垂れ流しだ。だからこそつまらないときはつまらない。本として良い方だったのに、気分が乗ってこない。2019/04/07
ここまま
15
2年と3年よみきかせ。絵がとてもいい。仲間外れにされても恨まず仲間を助けるかいじゅうのおはなし。子供のこころに届きやすいテーマだと思う。2017/09/14
みさどん
13
6本足のかいじゅう、見た目だけで嫌われてしまいます。寂しい者と木との交流。助けられるものと助けるものの逆転。無償の愛。いろいろな要素がありました。「やさしいかいじゅう」なのだから、それだけで友達はできるはずなのですけどね。水彩絵の具のようなデフォルメ調の絵が優しくて素敵でした。2015/11/19