内容説明
女性たちは、歴史を通じて同時代の男性より、いくつもの制約に縛られていた。つねに重たい社会的重圧が志ある女性たちを押し込めていた。そのような重圧をはねのけて、女たちは自分たちの生きる道を貫く。制約や壁をバネにして、まっしぐらに飛翔した女たちを、科学、宗教、博物、音楽、芸能などの分野を横断的に、ピックアップしてみた。
目次
ボロカス女に世間は共感した 林芙美子
音楽に抱擁され続けた人生 クララ・シューマン
目標に向かって邁進する強い女性 マリー・キュリー
江戸の才女、革命的な作品を執筆 只野真葛
南米の「虫愛づる姫」女性初の博物学者 マリア・シビラ・メーリアン
過酷な巡礼を重ねるパリジェンヌの冒険家 アレクサンドラ・ダビッド・ネール
人間性の解放を大らかに歌い続けた歌人 与謝野晶子
「砂漠の女王」と呼ばれたイラク建国の母 ガートルード・ベル
ロダンとの才能のぶつかり合い カミーユ・クローデル
自分をつらぬいた日本で初めての女優 マダム貞奴
シュールレアリスム画家で大成 フリーダ・カーロ
民衆音楽を絶唱した歌手 エディット・ピアフ
日本女性史に生涯をかける 高群逸枝
著者等紹介
松島駿二郎[マツシマシュンジロウ]
1942年生まれ。上智大学卒。編集プロダクションを立ち上げ、取材で世界百ヵ国を歴訪(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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