内容説明
詩人、童謡作家・北原白秋×絵本作家・ふくだじゅんこが織りなす、美しくも摩訶不思議なまざあぐうすの世界。
著者等紹介
ふくだじゅんこ[フクダジュンコ]
1961年岐阜県生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。グラフィックデザイナーを経て、絵本の制作を始める。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(2000年~2002年)。第五回ピンポイント絵本コンペにて最優秀賞受賞(2004年)
北原白秋[キタハラハクシュウ]
1885年福岡県生まれ。詩人、童謡作家、歌人。1942年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒロ@いつも心に太陽を!
22
イラストに釣られて手にしたら、北原白秋が訳とのことで読んでみた。とりあえず、イラストは部屋に飾りたくなるくらい素敵(^^♪そして白秋の訳したマザーグースは、なんだか口に出して読みたくなる。ちょっと怖くてちょっとくせになる詩もあるけど、多くはあんまり意味が理解できないのがほんとのところ、かな。2013/09/03
深青
16
マザーグースにもイラストにも独特な雰囲気があって、読んでいくうちに癖になります。北原白秋が訳したからなのか…マザーグースもどことなく和風な気が。また手に取って味わいたくなります。2017/04/07
amdd
10
切り絵が可愛くて読んでみたのですが、100年も前の人の日本語ともなるとピンとこなくて、かえって英語を読んだ方が分かりやすい。そう考えると今使っている日本語も100年もしたら通じなかったりして・・・なんて考えたり。マザー・グースはよく知らなかったのですが、韻を踏んでたりして、そういうところをどう訳すかが腕の見せ所ですね。2011/09/18
kanon
5
デザインというか本全体が好きなもの。まざあぐうすは、ちょうど英国マザーグース物語のシリーズを読んでいたのでぴったりでした。出てきたものも載っていたので嬉しかったです。でもやっぱりマザーグースはそれだけ見るとよくわからなかったりする。2013/06/09
鳩羽
4
ちょっとレトロな雰囲気で、でもとびきり目を引く楽しい本。マザーグースの訳が白秋ので、これまたちょっと古くてどこか日本風。挿絵の猫も着物を着てたりするくらい。ごろがいいので、ぶつぶつ口ずさむと面白い。2011/07/23