内容説明
初代文部卿として近代教育の確立に尽力し、国家体制や法制度の構築に携わった。元老院と枢密院の双方の議長をつとめたのは、大木ただひとりである。
目次
第1章 佐賀から「東京」へ(家庭;佐賀の勤皇党 ほか)
第2章 近代教育制度の出発(文部省設置;学制の編纂過程 ほか)
第3章 明治国家の形成と大木喬任(明治六年政変;司法卿として ほか)
第4章 遺著「進行論」の世界(発病;明治二十五年の政情 ほか)
著者等紹介
重松優[シゲマツユウ]
1976年、千葉県生まれ。2000年、米国エール大学卒業。社会学専攻。2009年、早稲田大学社会科学研究科博士課程満期退学。日本近代史専攻。早稲田大学社会科学総合学術院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。