物語のある絶景―いますぐ行きたくなる

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物語のある絶景―いますぐ行きたくなる

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784905073390
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0095

出版社内容情報

感動の物語を持つ日本の絶景を厳選した一冊。観光・アクセス情報等も仔細で、旅行ガイドとしても有用。きっと、心が震える場所がある。本書は知られざる物語を持った日本の絶景を厳選しました。 旅行をするとき、あるいは旅先でその場所についての思わぬ歴史や物語に触れて、その旅が後までずっと心に残るものになったことはないでしょうか? 幻想的な桜の園を未来に残したいと願った男、福沢諭吉が匿名で守り抜こうとした秘境、伝説の花火師が一夜だけ咲かす花火に込めた願い、我々の足元にひっそりと建つ地下神殿の物語・・・。 物語を知ったら、きっと行きたくなる絶景が満載です。
☆他の絶景本では紹介されていない絶景多数!
☆アクセス情報や絶景時期のみならず、知っておくとお得な観光情報も掲載。旅行ガイドとしても◎です。


細田高広[ホソダタカヒロ]
細田高広 ほそだたかひろ
一橋大学卒業後、コピーライターおよびクリエイティブディレクターとして大手広告会社に勤務する傍ら作家として活動。著作に『未来は言葉でつくられる』(ダイヤモンド社)、『名作アニメの風景50』(ピエブックス)などがある。広告では、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、カンヌライオンズ金賞、NYクリオ金賞、スパイクスアジア金賞、アドフェスト金賞、ACCグランプリ、TCC新人賞など国内外で受賞多数。近年では若手クリエイター育成のため、アジア全域でセミナースピーカーや講師を務めている。

内容説明

きっと、心が震える場所がある。本書は知られざる物語を持った日本の絶景を厳選しました。旅行をするとき、あるいは旅先でその場所についての思わぬ歴史や物語に触れて、その旅が後までずっと心に残るものになったことはないでしょうか?幻想的な桜の園を未来に残したいと願った男、福沢諭吉が匿名で守り抜こうとした秘境、伝説の花火師が一夜だけ咲かす花火に込めた願い、我々の足元にひっそりと建つ地下神殿の物語…。物語を知ったら、きっといますぐその目で見たくなる。日本にはそんな景色がまだまだあります。眺めているだけでわくわくする、美しい絶景写真80点。他の絶景本では紹介されていない風景が満載!アクセス情報や絶景時期のみならず、知っておくとお得な観光情報も掲載。旅行ガイドとしても◎です。偉人の意外なエピソードや有名スポットの驚くべき誕生秘話なども収録。巻末には登場人物たちの生涯を記載。楽しく歴史も学べます。

目次

踏めなかったアクセル―ファーム富田のラベンダー畑(北海道)
星の降る村―阿智村の星空(長野県)
1962年の桃太郎―地獄―に野猿公苑(長野県)
伝説破り―十和田湖(青森県/秋田県)
戦地の贈り物―五稜郭(北海道)
シベリアの白菊―長岡まつり大花火大会(新潟県)
楽園のつくりかた―由布島(沖縄県)
道に残された名前―阿寒国立公園(北海道)
黄金トンネル―垂水千本イチョウ園(鹿児島県)
住民がつくった日本一―谷瀬の吊り橋(奈良県)〔ほか〕

著者等紹介

細田高広[ホソダタカヒロ]
一橋大学卒業後、コピーライターおよびクリエイティブディレクターとして大手広告会社に勤務する傍ら作家として活動。著作に『未来は言葉でつくられる』(ダイヤモンド社)、『名作アニメの風景50』(ピエブックス)などがある。広告では、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、カンヌライオンズ金賞、NYクリオ金賞、スパイクスアジア金賞、アドフェスト金賞、ACCグランプリ、TCC新人賞など国内外で受賞多数。近年では若手クリエイター育成のため、アジア全域でセミナースピーカーや講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

71
これまで読んだ絶景ものの写真集とは違う。絶景の写真と、その風景がつくられた物語が語られる。風景の奥にある、誰かの願い、感謝、挫折、情熱。その思いに胸打たれ再び美しい絶景を見るとき、この風景に身を置きたい、人の熱さに一瞬でも溶け込みたいと揺さぶられるのである。日本最大級の石造りアーチ水路橋、通潤橋。深い渓谷の台地に水を引くという村人の悲願。度重なる失敗。布田保之助は初めて水を通す日、白装束の胸に短刀を忍ばせ橋の上に座ったという。熊本地震で立ち入ることが出来なくなっているという。熊本の再興をお祈りします。2016/06/26

依空

70
何て美しい絶景、美しいコピーなんだろう。そして何て胸が熱くなるんだろう。絶景本は数多く読んできたけれど、こんなに胸が打たれる絶景本は初めて。風に揺れるラベンダー畑、鎮魂の白い花火、守られた春の景色に森の宝。今は多くの人が知り訪れる絶景も、その景色を守るために努力という言葉では言い表せないほどの血と汗と涙を流し、命を懸けてきた人たちがいるということ。それを初めて知った。その物語を知った途端、写真とはいえ目の前に広がる景色が見たこともない光を放つようだった。いつかこの本を手に、その地に立ってみたいと強く思う。2016/10/07

ポチ

54
とても綺麗な自然の風景、先人により造られた景観など…。これらは何も手を加えないで今ある訳ではない。短いコピーと少しの文章が訴えて来る「一度はこちらに出掛けて来なよ」。2018/05/16

wanichan

43
美しい景色も絶景も観光地も恵まれた自然の産物だけではなかった。目先の利益に惑わされずに、先を見据えて景観を保存するために尽力した人々がいた。絶景になるまでの物語を素敵な写真と一緒に紹介してある。ガイドブックのような小説のようだ。物語に想いを馳せながら、景色を眺める贅沢を教えてもらった気がします。2017/02/12

野のこ

35
ため息が出るほどの感動的な景色。絶景とともに添えられた短い文章にときめかせて本物のストーリーに胸がいっぱいになる。どの物語も素敵でした。例えば「香りとそよ風を写真に残せないのが残念です」に私も感じたい!と強く思った。感謝の気持ちがこもった北海道のラベンダー畑、物語は写真に比例してより魅了をだす。あぁ。日本は、日本人は美しいとしみじみ。どうかこの美しい絶景をいつまでも残して多くの人に感動を与えられたら素敵だと思いました。2017/12/08

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