内容説明
これだけは言って死にたい!無垢な「こころ」と透徹した「まなざし」を持って説く。
目次
第1章 しがみつかない
第2章 ならぬことはならぬ
第3章 我が盟友・小沢一郎
第4章 田中角栄の懐柔術
第5章 アニキ、竹下登の戦略
第6章 次の世代に告ぐ
著者等紹介
渡部恒三[ワタナベコウゾウ]
1932年5月24日、福島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。福島県議会議員を経て、1969年に衆議院議員初当選。以降14期連続当選を果たす。昨年(2012年)11月に政界を引退するまで、衆院副議長、通産大臣、自治大臣・国家公安委員長、厚生大臣などの要職を歴任。勲一等旭日大綬章受章。政界のご意見番として「平成の水戸黄門」とも呼ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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David_i516
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「黄門様」渡部恒三氏の人生訓。「~だったんだよ。そうだ、思い出した。オヤジさんがね…」というように、黄門様が読者に語りかけるような文体が特徴。後半は田中角栄~橋本龍太郎内閣にかけての政界の舞台裏を垣間見ることができる。黄門様の地元・会津に伝わる「什の掟」は、現代の日本人が立ち返って見直すべき精神なのではと感じた。「夢を実現するには、政治家は苦労を惜しんではダメだ。国民や故郷のために自分の命を差し出す覚悟を持って欲しい。」この言葉を、議員の皆さんは深く心に刻んでほしいと思う。2013/06/02