内容説明
3・11後に、なぜ円高にふれたのか?誰もが、日本売りで円安になると思ったのに、急激な円高!その後の協調介入はなぜあれほど素早く行われたのか!?全ての疑問がこの本を読むと解明されます。為替を通してみると世界の動きと、日本の位置がはっきりと分かってきます。1971年8・15のニクソン・ショックから始まった苦難の円高、借金棒引きシステムを余す所なく暴きます。なぜ、為替介入が行われ、その米ドルは換金できないのか?しかも、ディーリングで見ていると、必ず先行してプライスアクションが起こるというリアル。全ての経済予測はこの本を抜きにしては語れなくなる。為替は実はゼロ・サムゲームなのです。
目次
8月15日は2度存在した!
現状は円高ではない
円高で企業が困っているという大きなまやかし
プライス・アクションで世界金融危機は予測できた!
相場を操るプレーヤーが必ずどこかにいる!?
原油流出事故も予想して動いた人たちがいた!
市場の1年サイクルを読み解く
資本主義最後のバブルがくる
日本国債は暴落できない!
日本の資産喪失シナリオはこう仕掛けられる
日本のネガティブ・キャンペーンは誰が仕組んでいるのか?
日本に次のバブルが迫っている!?
3・11後の為替相場はどう動くか?
著者等紹介
岩本沙弓[イワモトサユミ]
1991年より日米加豪の金融機関にてヴァイス・プレジデントとして外国為替、短期金融市場取引を中心にトレーディング業務に従事。日本経済新聞社発行のニューズレターに7年間、為替見通しを執筆。金融機関専門誌「ユーロマネー誌」のアンケートで為替予想部門の優秀ディーラーに選出。現在、為替・国際金融関連の執筆・講演活動の他、国内外の金融機関勤務の経験を生かし、政府機関の講師にも招かれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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