富士見ファンタジア文庫 豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい〈８〉

合田 拍子【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2019/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 328p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040732763
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「お前が従者である彼女を愛するように、我もまたスズを愛している」―ドストル帝国王子からの突然の告白。シャーロットと念願叶い、恋仲（？）になったスロウに待ち受けていたのはとても面倒くさいコイバナだった。妙な親近感を覚えたスロウは二人の関係を追っていたのだが…「ねえ王子、君も愛しの人に、別れの時間が必要でしょ？」現れたのは、北からの使者、吸血鬼の王・ギアバラム。この身分違いの恋を成就させるには、彼から与えられた無理難題を解決するしかないようで―レイスの夜にご用心。血が舞う夜に、恋の花を咲かせましょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

紆余曲折の末シャーロットと念願叶い恋仲になったスロウ。幸せな気分の日々を過ごす中、ドストル帝国から王子ネオンと従者・スズが学園にやって来る第七弾。ネオン主従に振り回されながらも妙な親近感を覚えたスロウ。スロウが他の女の子からモテないようにいっぱい食べさせるシャーロットが微笑ましいですが、複雑な事情を抱えるネオンとスズの間にもまた確かな絆が感じられて良かったですね。シューヤは今回もまた空回りに終わったな…とか思ってたら、最後に思わぬ急展開が待っていてびっくりしました。本人の想いも気になるところで続刊に期待。

2019/08/20

[まるぼろ]

今巻はドストル帝国から第二王子のネオンが学園に留学生としてやってくるお話。問題児の様に振舞うネオン王子だが彼と従者のスズはある決意を持って学園に来ており…と言うお話です。とても面白かったです。シューヤもスロウもネオン王子も互いの事を言いつつも結局三人ともお人好しでそこが良かったな、と。また関係が変わったとは言えシャーロットのあの変わり様には笑ってしまいました…ｗ クラウドとグラムのコンビも個人的にすごく好みなのでこれからも活躍の場があればいいなとも。そして最後にシューヤの口から…、次巻も楽しみです。

2020/06/09

[かんけー]

読了♪ぶひぶひ言いながら？シャーロットとのイチャぶりを読者に読ませるwスロウ・デニング(^_^;)ま、此も話の流れでニンマリ♪新キャラドストル帝国のネオン王子！その自由奔放の生き方の裏の真意は果して？彼の従者スズ。その並外れた能力に流石のスロウも舌を巻く(^_^;)冒頭に幾つかの伏線をちりばめ、ストーリーを強引に引っ張るネオン王子に苦笑(^_^;)wシューヤが良い意味で、そのお人好しを覚醒w見直す！シャーロットとアリシアも絡んで、恋の空騒ぎも少しだけホッコリ♪wん～？シャーロットのジェラシーが可愛い過ぎる

2019/08/31

[こも 旧柏バカ一代]

公爵の三男と従者の恋愛が成就して影でイチャイチャ。 そのさらに裏で、大国の皇子が人外（表紙）と大恋愛。 最後は血反吐吐いて、絶望的な戦いをして、治療して、逆転して大勝利！ 王道だわ。

2019/09/20

[こも 旧柏バカ一代]

10巻を読むにあたり再読。 出だしはラブコメで、最後は悲しい別れ。

2020/11/23