白さぎ

個数:

白さぎ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年12月11日 05時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 42p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784905015840
  • NDC分類 E
  • Cコード C0097

内容説明

森のそばの農場で、祖母と暮らす少女シルヴィア。自然を愛するシルヴィアの前に、ある日、ひとりの男があらわれ、白さぎの巣のありかをたずねる…。自然の圧倒的な力を描いたジュエットの小編を、バーバラ・クーニーの美しい絵と石井桃子の名訳で味わう1冊。

著者等紹介

ジュエット,セアラ・オーン[ジュエット,セアラオーン] [Jewett,Sarah Orne]
1849年、アメリカのメイン州サウスバーウィックに生まれる。ニューイングランドに住む人々の生活を描いた地域主義文学の作家として知られる

クーニー,バーバラ[クーニー,バーバラ] [Cooney,Barbara]
1917年、ニューヨーク州ブルックリンに生まれる。絵本作家、イラストレーターとして活躍

石井桃子[イシイモモコ]
1907年、埼玉県浦和に生まれる。『クマのプーさん』『たのしい川べ』『ちいさいおうち』(以上岩波書店)などの翻訳をはじめ、絵本、創作、評論と、子どもの本の世界で数多くのすぐれた仕事を続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

26
アメリカ北東部ニュ-イングランド。 大自然に囲まれた森の傍の農場で、祖母と二人きりで暮らす少女シルヴィア。ある日のこと、自然を愛してやまぬシルヴィアの前に、鳥獣狩りのやさ男が現れて、森に棲む「白さぎ」 の巣の在りかを尋ねられる…。孤独な少女と若い男と交流、自然と命の存在の重さに葛藤するシルヴィアの下した決断とは…〟女流文学作家<セアラ・オーン・ジュリエット(1849-1909)>の短編小説を<バーバラ・クーニー(1917-2000)>の華麗な絵と<石井桃子(1907-2008)>翻訳による記念碑的名編。 2025/09/19

みさどん

17
文の表現がいかめしく、児童書としては、絵本としては、難しい。シルヴィアが、道に迷った若者に白サギの巣を教えるかどうか、深く悩む。そもそもこの若者が善か悪かぼんやりしている。バーバラクーニーさんの絵がまた観られるというのが良かった。人に迷惑をかけるでない森の鳥を採集することは私には悪でしかなかった。2025/09/05

そらこ

15
1900年あたりに書かれた短編にバーバラ・クーニーが1963年に絵をつけて出版。今回の邦訳では石井桃子氏が短編集での訳文を用いたという。読み始めたとき、古めかしを感じずにはいられなかった。だが、読むうち次第にこのしっとりとした文の流れ、そこからにじみでてくる気持ちの機微、美しい情景に吸い込まれた。言葉を出さない少女だけに、うちに秘められた複雑な思いと葛藤が激しい。2025/11/29

waraby

9
セオラ・オーン・ジュエット (1849-1909) による "White Helon" は、1886年に発表された短編小説。1963年、バーバラ・クーニーが絵を描いて絵本としてアメリカで出版された(一部文章が割愛されていたそう)。日本では文章のみが1964年に『世界短篇文学全集 13 アメリカ文学/19世紀』の中で紹介されている。翻訳は石井桃子。 そして、2025年、1963年の絵本が文章完全版で1964年時の石井桃子の訳で、のら書店より出版の運びとなったそう。(翻訳家の田中潤子氏の解説より)2025/10/24

bumblebun

6
子供向けの絵本ではなく、文学なのだろう。「かの女は、いままでこれほどこのましい、ひとをひきつける人を見たことがない。少女のなかにねむる女心が、愛を夢見て、わけもわからずはげしくゆすぶられたのだ」この人のためにシルヴィが、しらさぎの巣のありかを見極めようと老木をのぼっていくあいだ、胸がしめつけられるような思いだったけれど、夜明けの場面の文と、クーニーの絵のすばらしさに胸がふるえた。だからシルヴィの決断に安堵しつつ、心の持ち様に深く納得したのでした。巻末の田中潤子さんの解説も大充実ですばらしい。2025.7刊2025/10/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22713233
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品