内容説明
かしこいねこになるために、茶畑小学校に通うことになった、赤さび色のこねこレイコ。ゆかいなともだちや先生にかこまれて、にぎやかなまいにちがはじまります!小学校低学年から。
著者等紹介
ねぎしたかこ[ネギシタカコ]
調布市立図書館、東京子ども図書館を経て、1994年子どもの本研究所を設立。駒田和の名での翻訳がある
にしかわおさむ[ニシカワオサム]
福岡県生まれ。絵本作家・画家。作品に『おばけとこどものおうさま』(ボローニャ国際児童図書展エルバ賞、PHP研究所)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶち
90
“レイコも学校にいって、かしこくなりたいよー” 小学校に通うことになった、元気いっぱいな赤さび色のこねこのレイコ。 わんぱくな黒ねこのパコ、しっかりもののミュウ、あまえんぼうのぶちねこリク、たれ目のしまねこヨーイチなどの愉快な同級生やトラキチ先生にかこまれて、にぎやかな毎日がはじまります。 波瀾万丈だったり、ハラハロドキドキの大冒険があるわけではありません。陽だまりの中でうたた寝しているような温かでゆったりした雰囲気の物語世界です。くすっと笑えるお話しです。2019/07/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
12月予定の2年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。2019/11/08
7petit
6
こねこが通う茶畑小学校。あどけないこねこちゃん達の日常が描かれている。6ヶ月後の卒業式にはすっかり大人に・・・ねこと暮らしていれば自然とおはなしができるようになる!という設定がなんとも羨ましくて。2014/06/13
wasabi
5
【松江市鹿島公民館蔵】電気店の主人に拾われた子猫の霊子が、丘の上町の猫や人間たちと触れ合いながら成長していく。なにせおてんば猫だから、入学早々に喧嘩を始めるわ、迷子になってお巡りさんのお世話になるわ、卒業式の日には無茶な木登りして消防士に助けられるわと、騒動が絶えない。そんな中でも、仲間の猫たちと協力して少しオボケになったお婆さん猫を助けるお手柄もあり。いたずらを包み込んでくれる温かな町で、温かな心を持った子猫たちが育まれていく。2016/10/17
絵具巻
4
文京区立真砂図書館で借りました。2015/04/10