内容説明
知床毘沙門堂例祭を興した男!!知床には古くから神々が棲むと言われている。その知床で生まれ育った男は、知床の自然しか知らない男であった。その男が立松和平との出会いによって、仲間と共に森を切り開き毘沙門堂を建立し、遂には知床をユネスコ自然遺産認定に導く大きな原動力となった。イチイの木を巡る奈良京都との交流で、今、知床は神々の他に仏様も棲む聖域となった。この本は立松和平がとりもつ知床の仲間達の物語である。
目次
第1章 知床に生まれ育まれる
第2章 立松和平くんとの出会いに始まる毘沙門堂建立
第3章 知床三堂への発展と例祭
第4章 走馬灯のごとく
第5章 北海道の仲間たち
第6章 これからの知床