内容説明
ミュージシャン・浅井健一の記録。1991年BLANKEY JET CITYデビューから現在までの厳選された詩と新たに書き下ろされた物語、日記が綴られた作品。この本には新しい光が住んでいる。
目次
青い空
リリックス
東京
微笑まないと
元気
宇宙の匂い
著者等紹介
浅井健一[アサイケンイチ]
ミュージシャン。1964年12月29日、愛知県名古屋市千種区本山町に生まれる。23歳でミュージシャンとしての夢を叶えるために上京。24歳の時に名古屋時代からの友人だった照井利幸と中村達也とバンド“BLANKEY JET CITY”を結成。1991年にメジャー・デビュー。2000年に自主レーベルとなる“SEXY STONES RECORDS”を設立。浅井健一&THE INTERCHANGE KILLSを始動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maki
20
「濃い緑の透明感のあるプラスティックかガラスを見るのが好きだ」という書き出し。そしてこの濃い緑の表紙。ベンジーの詩には色が頻繁に出てくる。それから光、星、宇宙、風、丘、森。愛。こうして書いてみると普遍的なものばかりなのにベンジーの世界を紡ぎだす言葉たちは特別。映像が脳裏に浮かぶ。物語になる。LOVE&PEACEの世界。「Baby!PeaceMarkを送るぜ この素晴らしい世界へ」 私をそこへ連れ出してくれる。もちろん空は水色。2018/10/31
黑春
12
BLANKEY JET CITYから27年間の楽曲の中から、選ばれた詩やショートストーリー。ベンジーの日常と想うことが綴られている。ベンジーから見える世界は、とても美しく感じる。宇宙の匂いはキンモクセイ。2023/07/17
4545
2
BJCデビューから27年間に書かれた詩と日記など。27年分の詩って、読み終えられるものじゃない。読んだら聞きたくなるし。昔、UAが言っていた「自分は歌詞を書くけど、ベンジーは詩を書いている」。まさに!2019/06/23
ma-no
1
ベンジーにしか書けない言葉が詰まっています。ブックデザインも素晴らしく、モノとして持っていたい一冊2019/04/07
ゆうちゃん
1
このような形で、浅井健一の全キャリアにおける類稀なる素晴らしい詩集読めてファンとして嬉しい。優しくて純粋で独特なベンジーの思考。活字で読むことにより、作品にたいし、別角度から光を当てて世界を満喫できた。2018/07/23