Ｎａｎａブックス また、あの人と働きたい―辞めた社員が戻ってくる！人気レストランの奇跡の人材育成術

黒岩 功【著】

ウィズワークス（2012/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 199p／高さ 19cm
• 商品コード 9784904899281
• NDC分類 673.9
• Cコード C0034

内容説明

１２年間で２回しか求人をしなくても最高のスタッフが途切れない最強のマネジメント。飲食業界の常識を覆す脅威の人材育成術を大公開。

目次

１　「誰と働くか」が問われる時代（一度辞めた社員が、また戻ってくるレストラン；コンプレックスを持つ人間ほど自分の成長を強く求めている　ほか）
２　出戻り社員が主役になる仕組み（一度社外を見た人ほど強い意志をもって帰ってくる；営業を休んでまでミーティングを行う理由　ほか）
３　正社員の底力を活用する（バイトなし、全員正社員の理由；オーナーの出身地鹿児島でリクルート　ほか）
４　朝まで語り合える関係性の作り方（握手は気持ちを切り替えるスイッチ；毎日のミーティングでその日の行動を徹底的に振り返る　ほか）
５　主体性を引き出すモチベーション管理術（クレドカードを読み合わせて「キャリテ・プリ」を浸透；明文化されたルールは極力作らない　ほか）

著者等紹介

黒岩功［クロイワイサオ］
レストランル・クロオーナーシェフ。１９歳で調理師免許を取得、２１歳で全国司厨士協会の調理師派遣メンバーとしてスイスに渡る。ヨーロッパで３年間、三ツ星レストラン「タイユヴァン」「ラ・コート・サンジャック」、二ツ星レストラン「ジラール・ベッソン」のシェフらに師事し、本場のフランス料理を学ぶ。帰国後、いくつかの有名料理店でスーシェフ、料理長を勤めたのち、２０００年にフレンチレストラン「ル・クロ」をオープン。一号店は裏路地の和食店を改装したことから「靴を脱いで、掘りゴタツで箸を使って楽しめるフレンチ」として評判を呼ぶ。現在は３店のフレンチレストランを経営する傍らウェディング事業、人材派遣業、ケータリング事業、プロデュース事業、食育活動での講演会も積極的に行う。１９６７年、鹿児島県生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[spa3kame]

ここ数年、指導側に回ることが多いからリーダースタッフとしてどういう考えを持つかとか書いてて勉強になった。畑の例えは分かりやすかった。理解できても実践できるかは別で器の大きな人間になりたいなーと思った一冊。

2017/05/03

[sety18]

昔の渡邉美樹さんの著書を思い出しました。熱いなと。「言い訳から問いかけ」へという言葉とか、ウェディングのミーティングの時に新郎新婦の写真を飾っておいてミーティングを行うというアィディアは印象的でした。黒岩さんの個性が光る一方、こういうタイプ、性格の人でないと読んでも役に立つかどうかは判断が難しいかなと。そういう意味で再現性が難しいので所謂テキスト的な内容というよりは読み物レベルの本です。

2014/07/11

[よねちゃん]

お客さまに対する態度と、同僚やお取引先に対する態度が違うお店はダメになると思う。たまたま流行っているだけで嘘の経営だ。

2013/10/13

[復活!! あくびちゃん!]

面白い! コンプレックスを抱かえる人の方が伸びるという考え方には、大変共感できる。ただ、このようなオーナー(社長)自らが入って行って行うやり方は、人数が増えていくと難しくなるのではないか。どうなっていくのか、是非このレストランの今後を見守りたいと思う。

2013/02/06

[mokutan]

組織とは畑で、人材は種であるという考えに感銘を受けました。お客様の喜びが自分の喜びとなるようにする為の、心がけや方法論について開設されており、非常に参考になった。「キャリテ・プリ」支払う価格以上の満足度をお客様に感じてもらう為の努力が必要だと、切に感じました。

2012/11/02