厚田-引き算から考える北海道の過去と未来

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厚田-引き算から考える北海道の過去と未来

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  • サイズ A5判/ページ数 152p
  • 商品コード 9784904894125
  • Cコード C0052

出版社内容情報

言語=英語(巻頭文のみ和文併記)


本書は、北海道の西沿岸部に位置する古くからの漁港・厚田を対象として、その町、人、産業の成り立ちと変遷を考察し、地域資源の掘り起こしと空間構造の把握を介して町の将来に向けた計画の方向を位置付けたものである。下敷きとなっているのは、2012年度から開始された藤女子大学(大学院人間生活学研究科人間生活学専攻)と北海道大学(工学研究院建築都市空間デザイン部門建築史意匠学研究室)ならびにフィリピンのサン・カルロス大学(建築美術学院)による厚田における共同研究で、石狩市・厚田区の支援の下に教員・学生によって進められた2年間の実地調査、ワークショップ、公開シンポジウム等の成果を一冊にまとめたものである。厚田はアイヌ集落をその起源となし、藩政期に北海道(蝦夷地)沿岸に多数存在した漁場(当時は「場所」と呼ばれた)のひとつとして発展し、明治中期には我が国でも有数の漁港に成長を遂げた。そこで営まれた生活、培われた文化が厚田の基層となり、豊かな自然と漁業・農業に裏付けられた人々の営為が今日の厚田をかたちづくっている。
※本書の内容は英語で記載されていますのでご注意ください。

Atsuta is a good example to show another characteristic of Japan, which may crash the conventional image of Japan as a single monolithic entity. The cohabitation of different ethnic groups was not rare in this area. The presence of Ainu culture as its indigenous ethnic group was thus decisive from the beginning. An old settlement of Ainu called Kotanbet was the original site of this town. In the course of the 19th century, Atsuta area came to be transformed into a place where indigenous Ainu and Japanese migrant fishermen resided side by side.