感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤嘉洋
7
「世界一シビアな…」と題名についているだけあり、昨今の甘っちょろいモノとは一線を画するビジネス本。 相容れない部分もあったが、経営者として新たな考えをいくつか学んだ。 自分自身甘っちょろいな、と感じた部分もあったので、もっとシビアに自分を追い込まねば、と反省。 社員とは、話し合いの場を設け、問題を打開していきたいのだが。 同じ性格の人間など、この世には一人もいないことを自覚すれば、人間関係は良好になる気がする。 経営は、我慢と修行だ。 その先に大成功が待っている。 その喜びをあなたと共に分かち合いたい。2015/06/27
Arowana
7
実践的な具体策はあまりなく、科学データを重視した経営学者の書いた本ではないため、自己開発セミナー的なモチベーション効果を狙って発破をかける目的で出版された本のようです。形容するなら、著者の積年の恨みと本音の暴露本。経営者にとってのオナニー本。ブラックユーモアたっぷりのビジネス版悪魔の辞典。といったところでしょうか。氏は現代に蘇る韓非子として、その崇高な思想を世に広めるべく遊説して回るカリスマ講師として、世界中の労働者から恐れられる存在となることでしょう。大変面白く読ませていただき、良い勉強になりました。2013/09/15
芸術家くーまん843
6
「世界一シビアな「社長力」養成講座」ダン・S・ケネディ、ダイレクト出版アメリカのマーケッティング専門家として知られるダン・S・ケネディさんの社長術です。ケネディさんは、スペシャリストですから、自分のノウハウを売る仕組みを構築しています。講演→著作→DVD教材・・・そういう意味では、社員はそれほど必要ではありません。むしろ、いない方がいい?・私がクライアントに強調するのは、「従業員は少なければ少ないほどいい。ゼロで済むならそれがベストだ」ということだ。スペシャリストでなくとも、従業員は、できれば、社員は少な2013/08/18
おおとろ|内省的ストーリーテラー
4
☆☆☆☆ 再読(付箋箇所のみ)2024/01/05
Coders
3
「マネ-ジメント」という単語をシンプルかつ本質的に訳した本ではないか。一言で「仕事」と片付けると誤解を生む可能性がある言葉にジョブ、ワーク、ビジネスの3つがある。 AIが話題となる以前に書かれている本だが、見事にワーク=中間層が失われ、賃労働とビジネスオーナーの2極化を指摘している。2023/07/10