内容説明
通巻600号、掲載作12000余の中から選りすぐり100編を収録。
目次
第1章 盛岡ぐらし(歴史・人物;生活・伝統;町自慢;食;祭り 神事;二度泣き橋)
第2章 文化のまち(文学;啄木・賢治;映画;演劇;音楽;アート)
第3章 大震災と盛岡(困難なときだからこそ;キャンドル営業;あの日を想い出して;3・11絵本プロジェクトいわて;芸術にできること1;芸術にできること2;あの日から;転機を迎える避難生活;東京盛岡ふるさと会())
著者等紹介
道又力[ミチマタツトム]
脚本家。昭和三十六年、遠野市生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。テレビ、ラジオ、演劇、漫画の脚本を手がけるほか、著書および編著多数。所属団体は日本推理作家協会、日本脚本家連盟、日本放送作家協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
19
岩手県盛岡市について知りたい人には必読の書。但し、ボリュームは、重い。2018/11/01
Kazuo Ebihara
3
1968年に生まれたタウン誌『街もりおか』。今年創刊50年を迎え、600号を達成。現編集長は作家の高橋克彦氏。 極厚700ページの本書には、選りすぐりの100編の随想文と、座談会録が収録されています。 開運橋は、別名「二度泣き橋」と呼ばれています。都会から転勤で来て、橋を渡り、北上川を越える時に泣き、転勤を終え、橋を渡り、岩手山に別れを告げる時に再び泣く。その気持ち、良く判ります。山がいい、川がいい、街の風情がいい。文化があり、水が良く、酒と麺が美味く、人は暖かく、冬は寒い盛岡。今でも大好きな街です。 2018/10/08