内容説明
国際政治と国際経済の相互作用に着目し、現代の国際社会が抱えるさまざまな問題を「理論と歴史」「事例分析」「展望」という3部構成でわかりやすく説明する。大学で基礎科目・専門科目として国際政治経済学、国際関係論を学ぶ際のテキストに好適。
目次
「経済」の論理と「政治」の論理―国際政治経済学の視点
第1部 国際政治経済学の理論と歴史(国際政治経済の見方;力の構造と国際経済体制―ブレトンウッズ体制の成立;冷戦とブレトンウッズ体制―アメリカの論理と西側世界)
第2部 国際政治経済体制の動態(安全保障と経済;保護貿易をめぐる政治と経済―自由貿易の原則と保護主義圧力;金融グローバル化の構図―マネー、市場、国家;科学技術と現代国際関係;移民をめぐる政治と経済;経済発展と人権、民主化地球環境をめぐる政治経済)
第3部 国際政治経済秩序の模索(グローバル・レベルの国際秩序の模索;リージョナル・レベルの国際秩序の模索;ナショナル・レベルからの国際秩序の模索)
国際政治経済学の未来像―グローバル・ポリティカル・エコノミーの世界へ
著者等紹介
野林健[ノバヤシタケシ]
一橋大学大学院法学研究科教授
大芝亮[オオシバリョウ]
一橋大学大学院法学研究科教授
納家政嗣[ナヤマサツグ]
青山学院大学国際政治経済学部教授
山田敦[ヤマダアツシ]
一橋大学大学院法学研究科教授
長尾悟[ナガオサトル]
東洋学園大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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