もりおか文庫
宮澤賢治 愛のうた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784904870136
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0193

内容説明

賢治は自らの恋を詩に封印した。わずかなキーワードによって『春と修羅』に封じこめられた賢治のラブ・ストーリーを、再びとり出し伝える。文庫書き下ろし。

目次

第1章 シグナルの恋(一夜の旅;文語詩に託された本心;賢治、農学校の教師となる;藤原嘉藤治とレコード・コンサート ほか)
第2章 賢治をめぐる女性たち(第一の恋―岩手病院;第二の恋―岩手公園;第四の恋―三原三部;露の恋 ほか)

著者等紹介

澤口たまみ[サワグチタマミ]
1960年、岩手県盛岡市に生まれる。1982年、岩手大学農学部を卒業。専攻は応用昆虫学。1983年より4年間、岩手県立博物館で展示解説員を務める。1987年、岩手大学農学部に戻り、1989年、修士課程を修了する。1985年ごろより、自然をテーマにした文章を書いたり、子どもたちを対象にした自然観察会を開いたりするようになる。1990年、エッセイ集『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社)で、第38回日本エッセイストクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポチ

1
宮沢賢治の恋愛に着眼した本作。特に3番目の恋愛は興味深く、著者が入念に調査をしたのだと分かった。仮説を下に進んでいるのに断定で書かれる文章には疑問が…。でも面白かった。宮沢さん、なんて不器用な人だ。2012/04/25

のりたま

0
保阪嘉内に宮沢敏子とまあ宮沢賢治の恋愛の相手はいろいろ言われてきましたけど、コレ読んだら『春と修羅』の色んな部分がしっくりきました。2014/05/02

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