目次
第1部 一般概念(不明熱:概説と全体像;不明熱:焦点を絞った診断アプローチ)
第2部 選択された集団における不明熱(小児の不明熱;肝硬変患者の不明熱 ほか)
第3部 FUOの診断の検査(FUOの診断における非特異的検査;不明熱の診断のための特異的検査 ほか)
第4部 治療(FUOの経験的治療:覚書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Iwata Kentaro
4
本書は10年くらい前に訳出希望してたがオプションが取れず断念した本だ。よって和訳が世に出てとても嬉しいと同時にとても悔しい。全体としては日本にとって恩恵だけど。訳は全体的に硬いし、訳注も煩すぎるところがある。が、不明熱屋は薀蓄好きなのでここは長所と取られるだろう。表の多くが英語なのもぼくはよいと思う。206pはクンハのキャラか らして絶対シニカルジョークだと思う。あとTB PCRは死菌を拾うので培養が必須となることもある285p。ref labは高度研究機関などと訳す283p。負け惜しみはこのくらいだ。2019/03/04