目次
第1章 大韓民国という船、誰がオールを漕いでいるのか(俺たちは幽霊船に乗ったのさ;最初から乗らないというのは不可能だったのか;再び戻ってきた巨大なガレー船)
第2章 ガチョウの夢(二〇一四年四月十五日、セウォル号;悲しい通話;船長-船主-企業-政府;国はなぜ、船のなかに残っていた人を誰も助けられなかったのか)
第3章 幽霊船が漂泊する国(飛行機に乗るか、船に乗るか;私たちはみなぼんくらだった、ほぼ全員が;三十五万ウォンという金;なぜ私たちは、日本の中古船に乗ることになったのか;船をどうするつもりなのか)
第4章 花のような魂たちへ捧げたい未来(経済的な差別、民営化、そして公共性;準公営化と公営化、沿岸旅客の解決策のために;便乗しようとする人びと「惨事便乗型資本主義」;セウォル号メモリアル、忘れないために)
著者等紹介
ウソックン[ウソックン]
1968年ソウル生まれ。1990年延世大学経済学科卒業。1996年フランスパリ第10大学生態経済学博士。現代環境研究員、金融経済研究所研究委員を経て国際連合枠組条約の政策分科議長、技術移転分科理事を最後に公職から退いた。現在は韓国生態経済研究会の会員であり、「緑色評論」編集諮問委員、市民運動グループ「我らが夢見る国」の共同代表を務めている
古川綾子[フルカワアヤコ]
千葉県千葉市生まれ。神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学校教育大学院韓国語教育科修了。第10回韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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星落秋風五丈原
yyrn
謙信公
にのなかち
takao