内容説明
グローバリゼーション、民主化、環境公害問題、アートがもたらす変容…。都市空間を再編する様々な変数が混在する日本、中国、韓国の都市は、どのような変貌をとげ、どのような市民参画が進んでいるのか。その実像と課題を事例研究によって読み解き、都市問題を解決する糸口を探る。
目次
第1部 グローバリゼーションが都市空間を支配する(グローバル・シティ東京における都市空間の再編と市民参画;グローバル都市に向かうソウル―理想と現状 ほか)
第2部 芸術・歴史遺産による都市づくり(都市再生と創造都市―横浜市旧都心部を中心として;文化芸術と都市再生、そして住民参加)
第3部 都市空間再編に参画する市民はどこにいるのか(東京の再都市化と都市空間への住民参画の可能性;中国の都市化における住民参加の特質と社会管理の革新 ほか)
第4部 市民参画による成果!?誰による誰のための(チョンゲチョン復元前後の生態河川事業ガバナンス比較分析―ヤンジェチョンとホンジェチョン;スウォン(水原)地域の住民運動と自然河川復元の意味)
著者等紹介
田島夏与[タジマカヨ]
立教大学経済学部准教授
石坂浩一[イシザカコウイチ]
立教大学異文化コミュニケーション学部准教授
松本康[マツモトヤスシ]
立教大学社会学部教授
五十嵐暁郎[イガラシアキオ]
立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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