目次
1 ヒスイの歴史(中国のネフライト文化―ジェダイト発見前の時代;ジェダイトの発見―新しい玉石の参入)
2 ヒスイの形成と鉱物学(ヒスイという名前;ヒスイの形成;ひすい輝石の位置づけ;ヒスイをひすい輝石から見る;マーケットに流通するヒスイを分類する;ヒスイの産出状態―ミャンマーのヒスイ;ヒスイの産出状態―日本のヒスイ;ミャンマーと新潟県以外のヒスイの産地)
3 ヒスイの宝石学(ヒスイの見方;ヒスイの色を分類する;ヒスイに伴う鉱物;新たな鑑賞法)
4 ヒスイの加工(原石の選出と加工;ヒスイに行われる処理)
5 ヒスイの鑑別(通常範囲での検査;分光光度計による分析)
著者等紹介
飯田孝一[イイダコウイチ]
日本彩珠宝石研究所所長。1950年生まれ。1971年今吉隆治に参画「日本彩珠研究所」の設立に寄与。1985年宝石製造業、鑑別機関に勤務後「日本彩珠宝石研究所」を設立。2001年「宝飾文化を造る会」を設立。現在同会会長。2006年天然石検定協議会の会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ナディ
27
久しぶりに石の本を読む。翡翠は昔から好きな石だが、なかなかお値段がいいので見てるだけ。万葉集で翡翠を歌ったものがでていた。2017/04/30
就寝30分前
25
じっくり読んだ。特にヒスイの類似石が興味深かった。また糸魚川のヒスイ海岸に行きたくなった。2017/04/27
なー
5
好きな宝石は翡翠と珊瑚と真珠とダイヤです。微妙に嘘です。どの宝石も本当に綺麗です。ある時期から、くりぬき型のバングルや指輪の流通量が異様に増えた理由には、なるほど!と膝を打った。翡翠と同じ漢字のカワセミは中国では天狗の化身なんだって。しかも天狗って我々の思う鼻の長い天狗じゃなくて隕石の事なんだって!写真も綺麗だし文章も読み易いし、楽しかったなあ。翡翠を見にミネラルショーに行きたいなあ。2024/02/16
やま
3
日本では有史以前から大切にされ使われていた宝石ですが、なぜかその存在を忘れられていた石。翡翠の歴史から類似する石まで取り上げられていてためになりました。2018/08/23
NOB
2
先日帰省した際に翡翠の帯留めを貰った。ふんわりとした色あいのモノでキレイ。あまり翡翠について知識がないため一読み。2017/04/19
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