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読書という航海の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
24
知覧から飛び立った特別攻撃隊、いわゆる特攻隊の最後の手紙。 知覧特攻平和会館所蔵のものから抜粋。2014/08/25
YOSHI
22
とても悲しく、切ない気分になった。名誉の戦死と言われた頃。自分のおじいさんやおばあさんに何度も話は聞いていたが、実際の遺書を読むとやるせないような、なんとも言えない気持ちになった。このような話は次世代に伝えていかないと。2014/09/26
北本 亜嵐
21
この本も知覧特攻平和会館で購入。表紙の写真である荒木幸雄少尉は群馬県出身の17才。まだ子供のあどけなさが残る少年を見ると、自分は17才の時は何をしていたのだろうか?と反省の念にかられる。また、平和会館の展示物も紹介されているので、現地に行く方にオススメしたい。2016/09/30
そのとき
8
知覧平和会館へ行ってきた知人にお借りして読了。特攻について知りたかったことは大体書いてあった。考えることは尽きないが、平たく事実だけを受け止めたい。2021/01/19
せの
8
あんまり緑が美しい 今日 死にに行くことすら 忘れてしまいそうだ 枝さんの遺書が心に残る。詩を詠む者、婚約者と訣別を表しながらも未練を見せる者、母を請う者、子を想う者、故国を想う者、彼等は兵である前に人間である。 あの時点で日本を守るには特攻作戦しかなかったのだろうか。別の道があったかは分からない。だが植民地にならなかった我が国を、確かに先人達は守ったのだ。これは絶対に忘れてはいけない歴史のひとつ。2012/04/17