内容説明
アラスカ、極北の原野で出会った世界一美しい光景。20年の間に撮影された写真の中から厳選した作品と、「無人島の夏」「原野行」「オーロラを追いかけて」「春」エッセイ4編を収載。
著者等紹介
松本紀生[マツモトノリオ]
1972年、愛媛県松山市生まれ。星野道夫氏の作品に触発され写真家を志す。立命館大学を中退し、アラスカ大学へ編入。渡米後、写真とキャンプスキルを独学で習得。卒業後は毎年、一年の約半分をアラスカで過ごし、自然の撮影に専念する。国内の媒体のみならず、海外の著名誌にも作品を発表。日本滞在中はスライドショー「アラスカ・フォトライブ」を全国の学校、団体、病院などで行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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奈良 楓
12
【良かった】アラスカの写真集ですが、季節によっては深い緑の風景を見せることに驚きました。霧や夕日の中のクジラの写真がとてもいいです。コラムの「原野行」は結果と過程のどちらが大切かの松本さんの答えですが、勇気づけられるものではないでしょうか。2021/03/21
シグマ
12
この作者さんの水しぶきの感じ、好きかも。ファンになりそう2014/03/11
miki
3
結果がでなくてもそれまでの過程がどうだったのかが大事。松本さんの生き方から学ぶことも。苔一面の写真からは優しさを感じた。オーロラの写真を見ては心が高鳴った。これらはアラスカのほんの一部に過ぎないんだと思うと自分が抱えている悩みなど小さく思えてしまう。2014/08/06
嘉
3
結果が出なかったからといって、それが失敗だったとは言いたくない。思い通りに行かないことのほうが圧倒的に多い。自然を相手に仕事をするということは、そういうものだ。2014/04/06
くらーく
1
美しい。暖かい部屋でのんびり見られる幸せ。実物はもっと美しいのかもしれない。でも、寒さを想像しただけで。。。写真集で良かったと思う。2014/12/11