内容説明
「そうだ、サンタクロースにあいにいこう。おてつだいをしますって、いいにいこう」スキーをはいて、もりのなかへはいっていったオンヤがであったのは…?ちいさなおんなのこにおきた、クリスマスのとくべつなものがたり―
著者等紹介
エベルト,ロリ[エベルト,ロリ] [Evert,Lori]
広告や雑誌などで活躍するスタイリスト
ブライハーゲン,ペール[ブライハーゲン,ペール] [Breiehagen,Per]
写真家。主に南極大陸やグリーンランド、北極など、雪と氷におおわれた地方を撮影しており、ナショナルジオグラフィックやニューヨークタイムズ紙、オーデュボンマガジンなどにその写真が掲載されている。現在は家族で、アメリカ・ミネソタ州に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
97
雪と氷の向こうには、本当にこんな世界があるのかもしれない。愛くるしい女の子と動物たちの写真絵本。極北の写真を撮るフォトグラファーと、広告・雑誌のスタイリストである夫妻が愛娘を絵本にしたのだとか。オンヤちゃんの表情がこんなに柔らかいのはそのせいなのだろう。雪原に赤いとんがり帽子、優しい表情の動物たち。どの写真もとても綺麗で、クリスマスの魔法にかけられてしまう。2020/11/30
Kawai Hideki
94
まるで、ファンタジー映画のシーンを見ているような、女の子と動物たちとの写真絵本。表紙のトナカイとのツーショットのほかにも、黄緑色のオーロラの下を白馬に乗って歩く写真や、白熊にまたがったり、白熊と一緒に眠りにつく写真など、すごい写真がいっぱい。主人公の女の子のお母さんがストーリーを書き、お父さんが写真撮影をしたとのこと。家族の力を結集した絵本。2016/09/18
yomineko@ヴィタリにゃん
59
とても美しい写真絵本です📚オンヤはおばあちゃんのためにせっせと働きます。あ!猫がいる!ノルウエージャンかな?サンタクロースのお手伝いをしに行く時の道案内は赤い鳥、馬、ジャコウウシ、そしてトナカイ。トナカイに乗ってサンタさんの所へ行き、プレゼントを配るお手伝いをすると、ベルをもらった。3回鳴らすと友達が助けに来てくれるらしい。しかし、気付くとベッドの中。夢?でも枕元にはベルがあります🔔2024/11/09
みっくす
48
超かわいい写真絵本でした。ページを捲る度にため息が出る! 息子はオンヤの作ったお菓子の家に惹かれたようで、作りたがってました。またシロクマに乗っていることろで『なんでオンヤはシロクマに食べられないの?』と不思議そうにしていましたが、基本はとっても楽しんでくれていました。若干作られた感はありますが、しっかり騙されてどっぷりと素敵な世界に浸ってみると幸せな気持ちになれます。2016/01/05
ぶんこ
43
なんて可愛い写真絵本でしょう。女の子はオンヤ。写真を撮ったのは父、そして文は母。北の国のオンヤはサンタクロースのお手伝いをしたいとサンタさんに会いに行きます。小鳥、馬とはオーロラを眺め、ジャコウウシとトンネルを抜け、氷原で白熊と寄り添って寝るオンヤが可愛い。そこへトナカイが迎えに来ます。サンタさんとプレゼントを配りに行く時のオンヤのトナカイへの「飛べ」がカッコイイ。サンタさんのお手伝いをしたい子は羨ましいでしょうね。サンタさんからオンヤへのプレゼントはベル。これをならすと友達が助けに来てくれる!2024/09/17