内容説明
「そうだ、サンタクロースにあいにいこう。おてつだいをしますって、いいにいこう」スキーをはいて、もりのなかへはいっていったオンヤがであったのは…?ちいさなおんなのこにおきた、クリスマスのとくべつなものがたり―
著者等紹介
エベルト,ロリ[エベルト,ロリ] [Evert,Lori]
広告や雑誌などで活躍するスタイリスト
ブライハーゲン,ペール[ブライハーゲン,ペール] [Breiehagen,Per]
写真家。主に南極大陸やグリーンランド、北極など、雪と氷におおわれた地方を撮影しており、ナショナルジオグラフィックやニューヨークタイムズ紙、オーデュボンマガジンなどにその写真が掲載されている。現在は家族で、アメリカ・ミネソタ州に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
95
雪と氷の向こうには、本当にこんな世界があるのかもしれない。愛くるしい女の子と動物たちの写真絵本。極北の写真を撮るフォトグラファーと、広告・雑誌のスタイリストである夫妻が愛娘を絵本にしたのだとか。オンヤちゃんの表情がこんなに柔らかいのはそのせいなのだろう。雪原に赤いとんがり帽子、優しい表情の動物たち。どの写真もとても綺麗で、クリスマスの魔法にかけられてしまう。2020/11/30
Kawai Hideki
94
まるで、ファンタジー映画のシーンを見ているような、女の子と動物たちとの写真絵本。表紙のトナカイとのツーショットのほかにも、黄緑色のオーロラの下を白馬に乗って歩く写真や、白熊にまたがったり、白熊と一緒に眠りにつく写真など、すごい写真がいっぱい。主人公の女の子のお母さんがストーリーを書き、お父さんが写真撮影をしたとのこと。家族の力を結集した絵本。2016/09/18
みっくす
48
超かわいい写真絵本でした。ページを捲る度にため息が出る! 息子はオンヤの作ったお菓子の家に惹かれたようで、作りたがってました。またシロクマに乗っていることろで『なんでオンヤはシロクマに食べられないの?』と不思議そうにしていましたが、基本はとっても楽しんでくれていました。若干作られた感はありますが、しっかり騙されてどっぷりと素敵な世界に浸ってみると幸せな気持ちになれます。2016/01/05
アクビちゃん
42
【図書館】12月に予約してたのですが、今ごろやっと回ってきました。写真絵本なのですが、主人公の母親がお話を書き、父親が写真を撮ったそうです。こんな絵本を作って貰えるなんて羨ましい☆とても夢のある話で、次男はサンタさんのお手伝いが出来るなら家出しそうです(*^^*)そして、世界地図を見ながら、遠さに断念した模様(笑)今度は早めに予約して、クリスマス時期に再読したいな~♪2016/01/06
mincharos
41
絵本だけど、絵ではなくて写真だから、本物感がすごい!!オンヤがとっても可愛いし、本物のウマ、ジャコウウシ、白熊、そしてトナカイ、最後には本物のサンタクロースまで!!真っ白な山の雪景色もきれいだし、オンヤがスキーを履いて山を滑り降りるページの臨場感よ!オーロラも出てくるし、大きなつららも迫力満点。物語の内容もとても夢があって可愛くて素敵だし、来年のクリスマスにも絶対読もう♪2021/02/26