内容説明
驚愕の生態、捕食の知恵、形の不思議、魅惑の色彩。国内で普及している食虫植物を中心にカラー写真で紹介、育て方や無視を捕る仕組みを解説したガイドブック。
目次
食虫植物とは
ハエトリソウ
モウセンゴケ
ムシトリスミレ
その他の粘着捕虫タイプ
ウツボカズラ
サラセニア
その他の落とし穴捕虫タイプ
水中もしくは地中に罠を仕掛けるタイプ
食虫植物の栽培に適した鉢と用土
著者等紹介
田辺直樹[タナベナオキ]
1963年東京生まれ。小学校2年生の時に食虫植物と出会って以来、食虫植物の魅力に取り付かれて約40年。大原簿記学校の講師、税理士、プロのマジシャンとマルチに活躍する傍ら、食虫植物に愛情を注ぐ。平成8年に日本食虫植物愛好会(Japanese Carnivorous Plant Society=JCPS)をを設立し、定例集会の実施、情報誌の発行、国内外の自生地調査、種苗の販売、植物園などでの展示会や講演会の実施など、精力的に活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
92
2010年発行。当時は出版されている食虫植物の書籍で一番多く種類が多く紹介されていたと思う。現在は同じ著者により新しく食虫植物の解説本が発行されている。その頃に比べるとどの種類も品種は格段に増えていると思う。ウツボカズラは生息現地の気候と日本の気候に合わないものもあるようでそのあたりは要注意。ハエトリソウも交配が進んで様々なものがあってどれが何か分からなくなってくる。どれも自分で殖やすことも可能なようで来年に向けて準備したい。図書館本。2022/08/09
鱒子
60
図書館本。現在4種類の食虫植物を育てています(ピンギキュラ、ネペンテス、ドロソフィルム、ドロセラ)。ウツボカズラ(ネペンテス)は面白いです。雌雄異株なくせに挿し木で簡単に増える、巨大なものになるとご飯まで炊けるそうです。ウチの4種たちを休眠期に植え替えするつもりなので、冬になったらまたこの本を読もうと思います。2019/08/23