大誠社リリ文庫
SWEET SWEET HOME

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784904835173
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

両親を亡くし、ひとりぼっちになった知晶の前に現れた青年・秀一郎。知晶の父親の世話になったという彼は、恩返しがしたいと同居を申し出てくれた。「家族になろう」そんな温かい言葉とともに。それから3年。経営者として忙しく働く秀一郎を支えながら、日々は平和に過ぎていく。だが、彼のふとした仕草に、表情に、高鳴る鼓動を抑えきれない自分に気づいて…?以前は嬉しかった「家族」という言葉が胸に刺さる。思いつめた知晶は、彼との別れを決意するが―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タビサ

36
木下けい子さんのイラ買いでしたが、お話も凄く可愛くて好き。会社経営・秀一郎×秀一郎に引き取られている高校生・千晶。年の差カップルいいわ~。それに秀一郎の息子(亡き姉の息子)の翼が可愛い。3人が家族として仲良く生活していて幸せだけど、千晶の気持ちが家族でいるには辛くなってきて自分の想いにグルグル悩んだり、翼が千晶と離れたくないって拗ねたりとちょっと波乱はあるけど、全て安心して読めるほんわか度。可愛い話だけど、いちゃラブは少なかったです。カップルになってからの甘い二人をもう少し読みたかったな。 2016/06/10

天使を愛するアカウント

14
実業家・秀一郎×高校生・知晶。叔父と甥と元恩人の息子、血のつながらない3人が家族として暮らすお話。お互い想い合ってるけど家族だから、とぐるぐるするところは王道だけどよかったし、子供らしからぬ大人びた翼くんが泣いちゃうところはじーんときました。最後のSSは攻視点。物語の途中で攻はそんなことを考えてたのか、と(いや、予想通りなんですがw)垣間見れたのは嬉しいv 何より木下さんの挿絵がほんわかしててホント好きだな~↑ ペーパーはある日曜日の夕方の些細なお話。幸せそうで何よりでしたv2011/02/17

マシュ

13
ブックパス。父をなくし、天涯孤独になった高校生が、自分の父親に世話になったから引き取らせてほしいといってきた男性(優秀すぎる5歳児付き)と一緒に生活し、互いに惹かれ合い、互いに遠慮してすれ違う話。二人が真っ当で品行方正すぎ。面白かったけど、淡々と読了。2019/04/21

さち

12
子連れ、年の差、気持ちのすれ違い、王道だけどいいね。血の繋がらない家族だけどみんながちゃんと大切に想いあってるしちゃんと血の繋がり以上の絆がそこにある。これから何があっても3人はきっと大丈夫だと思わせてくれる安心感があるなぁ。木下さんのイラストぴったり!SSの秀一郎のぐるぐる具合が好きだなw大人の彼も内心では理性を押さえ込むのが大変だったのかと(笑)知晶の健気さと甘え下手な翼が可愛かった。全体的にはさらりと読めるけどちゃんとあったかい気持ちにもされるのでよかったな。2011/02/25

のんたん

10
ひたすらほんわかと優しい気持ちにあふれたお話だった(*^^*)幼稚園児の翼くんがかわいいっ(≧∇≦)この家は、素敵な大人の実業家と、爽やか弓道高校生、ちょっと大人びてるけどかわいい幼稚園児という、全く違う味わいの素敵男子の住む夢のような家だなぁ(#^.^#)2015/05/25

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