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あいうえお五十音図は明覚さんが映し出したことばの曼荼羅です。 - 付加賀温泉郷とにほんご文化

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  • サイズ B40判/ページ数 103p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904827512
  • NDC分類 810
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「あいうえお」はどうして「あえいおう」ではなかったんでしょう。

「私は海へ行きます」は、どうして「私わ海え行きます」ではダメなのでしょう。

いつも当たり前のように使っている「にほんご」ですが、

よく考えると、不思議がいっぱいのことばかり。

「にほんご」が形づくられてきた時代を、ちょっぴりのぞいてみませんか。



ことばの歴史をたどっていると

いつのまにか、この世界をかたちづくってきたあらゆるものを

まるごとつつみこんでひろがってきた

ことばの宇宙をただよっていることに気づくでしょう。



本書は、小学校4年生から読めるようにルビを入れてあります。

<対談>染谷将太「ボールペンはなぜボールペンとなるのか」



1 変化してゆく日本語

  ー奈良時代のころ、「母」は「パパ」だった!



2 伝来仏教は科学の最先端 27

  ー「天才空海」「秀才最澄」を引き継いだのは明覚だった!



3 名著『反音作法』が日本語の秘密を解く

  ー言葉の秘密を解く美しい文字列を編み出す!



4 言葉と文化のるつぼに出会った明覚

  ー加賀山代は文化交流の表玄関だった!



5 時代とともに変わる漢字の音

  ー漢音でお経が読めなければ、お坊さん失格!?



<対談>井出真理「脚本はいつも口でブツブツ言いながら書いてます」



6 人を救うための言葉

  ー言葉が力となる!



7 発音と仮名遣い

  ー「こんにちは」はなぜ「こんにちわ」と書かないのか?



8 五十音図は曼荼羅である

  ーあらゆる言語も五十音図があれば書き表わせる!



9 見えなくてもあるもの

  ー言葉が文化を創っていく!



<対談> 五味太郎「誰かがグズグズとやってきた言葉の面白さ」



付録  加賀温泉郷と日本語文化

(山代温泉/山中温泉/片山津温泉/大聖寺)

山口 謠司[ヤマグチ ヨウジ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

1
2018年3月刊行。気軽に読めて、日本語の歴史に触れることができる本。「和」の音読みには、「ワ」「カ」「オ」の三つがある。「ワ」は呉音。「カ」は漢音。「オ」は唐宋音。「和尚」は「おしょう」と読むと思っていたが、寺によっては違うという。「五十音図」は「サンスクリット語を駆使して作った」(p70)という説明が新鮮だった。これは定説なのだろうか。 2018/04/02

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