出版社内容情報
世界の国々には意味不明だったり、ありえないことを禁じたりする法律・条例がいっぱい! 本書では、そんな世界のびっくり法律・条例を紹介しつつ、なぜそんな法律ができたのかを時代や文化的な背景を交えながら解説します。
内容説明
ソレ、ある国では法律違反かも!国や時代が変わればルールも変わる!古今東西びっくり法律大集合!!
目次
1章 身近にあったらこまルール(Q&A シンガポールなら罰金になっちゃうことをしている人は?;いつもニコニコしよう。ムスッとしていたら逮捕! ほか)
2章 将来、もしかしてきみもかかわルール(Q&A フランスの、とある町で本当に禁止されているのはどれかな?;月や火星、太陽にだって自由に行っていい ほか)
3章 生きものもびっくりすルール(Q&A イギリスで動物に関するルール違反をしている人は?;警官がイヌをかんで大人しくさせられるならイヌをかんでもよい ほか)
4章 大むかしにあったびっくりすルール(Q&A 今から300年ほど前の日本でルール違反になるのはどれ?;うんこ、おしっこを窓から投げ捨ててはならない ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
snoopymints♪
3
世界の面白い法律(過去のものも含む)をたくさん集めた事典。文化や風習、歴史背景が異なれば、守るべきルールもさまざま。面白いルールがたくさんあって、所々ツッコミながら楽しく読みました。解説を読めばなるほどと納得するものもあれば、さらにツッコミたくなるものも多数。イギリスの「外でおしっこするなら、自分の車の後輪に向かい右手をついた姿勢ならよい」って…笑 わざわざルールで定めることか?!2024/09/17
のん@絵本童話専門
1
見聞きしたことのあるルールから、おどろきなルールまで、世界の面白いルールを紹介。ルールから社会問題、大事にしている価値観や文化歴史なども見えて面白い。隙間時間向きのおやつ的児童本。2024/08/10
林檎の葉
1
法律+その解説の基本2ページ構成。大人も知らない興味深い法律のオンパレード。▼経緯が経緯なだけに理解はできるけど、守れるかと問われたら自信がない。▼でも著者が問いかけたいのは、遠い土地や未来にいる私たちが「信じられないルール」を守れるかどうかじゃない。国や時代が違えばルールも違う。大事なのは過去のルールから何を学び、異なる土地の決まりをどう認め合っていくかということなのだと思う(小学生時代の自分なら、もの笑いの種にする以外思いつかなかっただろうな)。▼まさか六法全書をゆるキャラにするとはね。2024/02/09
アリス
0
図書館▼そんなルール必要あるの?とか、守れないよ〜⤵っていうルールがたくさん▼サクッと読めてクスっと笑えます▼p56宇宙条約(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約)は、世界の100以上の国で結ばれている国際的なルール。宇宙条約第1条「天体のすべての地域への立入りは、自由である」。宇宙条約、初めて知った!2023/03/05
かわせみ
0
世界中にある・大昔にあったびっくりルール(法律)を紹介したユニークな本。「野外で火を使ったら罰金」「車の中で寝てはいけない」など、一見するとなんで!?と思うような法律でも、その国の歴史や文化・自然などを知ると納得できるものも多い。そんなことまでルール化しなくても…と思える日本はまだ国民の良識があるのではないかと思う。こういった世界のルールを面白がるだけでなく、ルールなんかなくてもみんな守ってるよという社会であり続けたいと思った。児童書だが大人でも楽しんで読める一冊。2023/01/27