内容説明
第1回土門拳賞受賞のフォト・ジャーナリストがタイ、カンボジアなど7カ国を40年以上追い続けた集大成。
目次
タイ
カンボジア
ベトナム
ビルマ(ミャンマー)
フィリピン
インドネシア
台湾
カンボジア
著者等紹介
三留理男[ミトメタダオ]
1938年生まれ。報道写真家。日本大学芸術学部中退。在学中に写真集『小説マヒの記録』(法政大学出版局・1961年)を発表。以後、アジア・アフリカを中心に取材を続け、82年、『国境を越えた子どもたち』(集英社)をはじめとする一連の作品によって第三世界の国境線上の状況を広く世界に伝えたことで「第1回土門拳賞」を受賞。88年、長期にわたるアジア・アフリカ取材活動に対して「第4回アジア・アフリカ賞」受賞。97年、『辺境の民アジアの近代化と少数民族』(弘文堂)で「第9回アジア・太平洋賞特別賞」を受賞した。88年より毎日新聞社特別嘱託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hiratax
0
海外旅行へ行くと人はあまり撮らず、風景ばかり撮っているのだけれど、人物を撮っている人は許諾などどうしているのだろうと気になる。繁華街に関する描写はちょっと外している、といっても、これは海外旅行系のライター全般に言えること。ガイドブックでホテルの値段が異なっていたりする客観的事実は別としても、人が見聞きすることはそれぞれ異なる。2015/03/20
人間座椅子
0
アンダーグラウンドなアジア。酷使され使い捨てられる人々と金をちらつかせて使い捨てにする人々。それでも笑顔で写真に映る姿は屈託無く人間のたくましさを感じてしまった。2014/11/03
pochi
0
写真でしか伝わらない熱のようなものを期待したけど、そうでもなかったかな。この分野の情報に慣れすぎたのかもしれない。もう少しボリュームがあればよかったかも。 2014/08/04
Akira
0
いい写真集です。今が見える2012/12/29
マイアミ
0
★★★ 貧困と格差。セックスワーカーが生まれるのはこのため。先進国の観光客が途上国の女性買う。日本では小金持ちの中年男が若い女性を買う。貧困と格差。経済成長のトリクルダウンで絶対的貧困は確かに減ったと思うが、相対的貧困は拡大しているのではないだろうか。この本の写真に写っている人々に悲壮感は見られない。それがかえって固定化された貧困と格差を感じさせるのが悲痛だった。2019/12/07
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