内容説明
アンパンマンの作者・やなせたかしならではの「優しさ」満載。記念すべき100話目を収録。「メルヘン絵本」シリーズ第四集。
著者等紹介
やなせたかし[ヤナセタカシ]
1919年2月6日、高知県生まれ。東京高等工芸学校図案科(現・千葉大学工学部)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のえる
40
図書館絵本。たぶんこれがラスト(まえがきから続きそうな印象は抱く)。前集に続き暖かく優しいお話が集められている。 「ヒョロ松さんは見習い天使」せつなさの中に希望を見出すようで感動。「天才モンタの反省」で正解を迷い、「ナマケモノの弟子」で思わぬ尊敬者を発見。紅さし指(薬指)、綺麗な名前。“ペリー・カンタ”の男気かっこいい!「スイカ太郎」の清純さ素晴らしい。「幸福の国」は深い…。 やなせ氏仰る「産みの苦しみ」想像しかできないけど、90歳を越えてこれ程のバラエティー富んだ作品を生み出せる力は凄い、尊敬。2021/10/12
へくとぱすかる
36
刊行当時、著者94歳。開始時は心配もしたらしいが、無事に100話を書き(描き)きる。ここにも陸前髙田の松や夜間中学生テーマが登場。「紅さし指輪」はひねったメルヘン。「ペリー・カンタの決断」には心意気を感じる。最後までユーモアにあふれた作品ばかりで、最後まで創作力をなくさなかったことに恐れ入る。小学生新聞連載の作品だけど、子どもだけでなく、ショートショート集としても読めると思った。毎回のカラーイラストがどれも美しくてすごすぎる。とても多忙な最晩年だったのだろう。本巻を刊行して半年後、やなせ先生は永眠された。2025/05/13
猪子
6
まえがきを見るとまだ続きそうだけど、実質この④が最後になるのかな。やなせ先生 新聞連載お疲れ様でした。94歳になっても精力的に作品を生み出し続けられる先生はさすがです。今巻は悲しい話が少なく、心ほっこりするような話が多いように感じました。2018/08/29
エプロンくらぶ
1
1年生の朝の読み聞かせにて2019/11/11
ゆう&きぃ
0
ブックフォワードからのインポート。(タグ:園児向け)2018/05/27