益川博士のロマンあふれる特別授業―子どもたちに、伝えておきたいこと

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784904826362
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8095

内容説明

ノーベル物理学賞受賞者・益川敏英さんが、子どもたちに語りかける熱いメッセージ。

目次

1時間目 益川博士からの10のメッセージ(はみだしたり、寄り道したり。雑学のススメ;小学校のときはぜんぜん勉強しなかった。好きなことを見つけよう;英語が「天敵」だった。でも世界を広げてくれるから、みんなは英語をやろう;夢をふくらませる方法、それは本を読むことだ;科学は物事を論理的に考えることから始まる。難しく考えないで ほか)
2時間目 「学ぶ」って、どういうこと?―立命館小学校での講演より
3時間目 益川博士は、こんな人―ゆかりの人が語る人物像(小林誠さん(物理学者・益川さんと共にノーベル物理学賞を受賞)
九後太一さん(物理学者・益川さんの京都大学での初期の弟子)
益川明子さん(益川敏英夫人))
4時間目 益川博士が考える、「学校」のこれから―朝日学生新聞社・内山幸男記者との対談
5時間目 益川博士のQ&A

著者等紹介

益川敏英[マスカワトシヒデ]
1940年愛知県生まれ。1967年名古屋大学大学院理学研究科修士(専門は素粒子論)。1973年京都大学理学部助手の小林誠氏とともに、「CP対称性の破れ」と「クォークが6つあること」を予言した論文を発表。東京大学原子核研究所助教授、京都大学基礎物理学研究所教授などを歴任した後、2003年退官。2008年ノーベル物理学賞受賞。現在は、名古屋大学特別教授・素粒子宇宙起源研究機構長、京都産業大学益川塾塾頭、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

47
素粒子論の研究をひとすじに続けられたことは、文句なくすごい。自分の興味の湧くことがらにたいして、子どものような熱心さで取り組んで来られたのだな、と感じます。だからこそ、「授業からちょっとはみでたところに、憧れとロマンのタネがあるんだと思う」、という言葉も出るのでしょう。自由な発想を認めて生かしていくことが、学校や教育の未来に必要なのだと感じます。2019/06/24

nago

2
児童書、かな付き。ノーベル物理学賞を2008年に受賞された、益川さんが、小学校で講演された内容を一冊の本にまとめたもの。益川流の考え方、科学疎外、英語のこと、戦争や原発のこと、奥さまのコメントなど。わかりやすく書かれていました。一人ひとりの思いが大切ですね。益川さんのおはなしは、やっぱりおもしろいです。2016/07/03

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