未来の図書館のために

前川恒雄

夏葉社（2020/12発売）

• サイズ A4判／ページ数 173p／高さ 19cm
• 商品コード 9784904816356
• NDC分類 010.4
• Cコード C0000

感想・レビュー

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[マツモト]

東京都日野市から図書館の改革を行った前川恒雄さんの自伝。一台の移動図書館からスタートし、自習室と化していた図書館を市民のための図書館に変えた人。図書館の常識を塗り替え、圧力に負けず制度を整えて、今の図書館のあり方を作った人。 有川浩『図書館戦争』で取り上げられる「日野の悪夢」は前川さんを含む改革時の日野市立図書館がモデルになっていると前に聞いたことがある。 今の価値観とのズレはあるけれど、根本としての図書館の役割を再確認できた。

2022/04/06