内容説明
天安門燃ゆ!民主化運動を武力弾圧。「日中友好」に異変、その真相に肉薄。
目次
第1部 中国の悲劇―天安門事件と中国崩壊論(「血の日曜日」と恐怖政治;歴史的な反・革命;「四‐五月革命」の背景と経過;なぜ戒厳令か、なぜ武力鎮圧か;権力闘争の過去と現在 ほか)
第2部 日本の対中政策論―「対中位負け外交」を超えて(日中は“対決”せよ!;権力の敗者は中国をめざす;日中問題を考える―米・中・日関係と台湾;日中条約の国際環境―平和の選択か、危険な同盟か;「保利書簡」は私が書いた ほか)
著者等紹介
中嶋嶺雄[ナカジマミネオ]
1936年長野県松本市生まれ。60年東京外国語大学中国科卒。65年国際学修士(東京大学)。77年東京外国語大学教授。80年社会学博士(東京大学)。オーストラリア国立大学、パリ政治学院、カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院客員教授も務める。95~2001年東京外国語大学学長。98~2006年アジア太平洋大学交流機構(UMAP)初代国際事務総長。2000~06年財団法人大学セミナーハウス理事長。04~13年国際教養大学初代理事長・学長。08年から社団法人才能教育研究会会長も務めていたが、13年2月14日、秋田市の病院で死去。従三位に序せられ、瑞宝重光章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。