内容説明
ゲーテの言葉は、危険でカッコいい。今よみがえる、至高の賢者の処世訓。ナポレオン、ニーチェ、森鴎外、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫、みんなゲーテを学んで大きくなった。
目次
対人関係について
成功について
仕事について
趣味について
知性について
自分自身について
才能について
読書について
信仰について
愛について
老いについて
人生について
著者等紹介
ゲーテ,ヨハン・ヴォルフガング・フォン[ゲーテ,ヨハンヴォルフガングフォン][Goethe,Johann Wolfgang von]
1749年8月28日~1832年3月22日。ドイツの詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家。ドイツ中部のフランクフルト・アム・マインに生まれ、ライプチヒ大学、ストラスブール大学で学び、自由な感情の発露を目指すシュトゥルム・ウント・ドラング運動に参加。また、政治家としては、ワイマール公国の宮廷顧問、その後、枢密顧問官、政務長官「宰相」も務めた
適菜収[テキナオサム]
作家。哲学者。1975年、山梨県生まれ。早稲田大学で西洋文学を学び、ニーチェを専攻。また、ゲーテなどにも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プランクマン
14
久々に再読。私達はどうするべきか、どうあるべきかが、数行の簡潔で濃縮された言葉で示される。晩年の言葉が多いらしく、それはまさに彼の境地より自然に紡がれたものなのだろう。現代においても色褪せない名言であり、心に刻むべき言葉ばかりだった。 これほどの人物なのに、読書に関して「80年かけて本の読み方を学んだが、まだその目的に到達していない」とは。晩年でも驕ることなく、そう考えることができる人が『賢者』と言われるべき人なのだろう。2021/01/16
かりんとー
6
(再読)7年ぶりに再読。「私が君を愛しても、君の知ったことではない」いいですね。愛とは無私になること。2021/11/14
ぽけっとふくろう
5
大変に学べました。2014/06/07
sho watabe
4
帯に書かれていた次の言葉が気になって購入。 「ナポレオン、ニーチェ、森鴎外、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫、みんなゲーテを学んで大きくなった。」 適菜収さんがエッカーマン著「ゲーテとの対話」を中心に言葉を選び出し、理解しやすいように簡単な解説をつけてくれている。 ハードカバーでそこそこの厚みがあるが、文字数はかなり少ない。 頑張れば1日で読みきれる。 気になった言葉を紹介。 「あらゆる泥棒の中でバカがいちばん悪質だ。彼らは時間と気分の両方を盗む」 これをきっかけに原典にも挑戦したい。2020/01/12
ytkhs
4
シンブルであるがゆえに言葉の重みを感じる。余計な脚色は不要である。自分自身、もっと詩を読まねばと感じた。2011/04/21
-
- 和書
- よるです