内容説明
くまの子どもは冬ごもりの穴で生まれます。長く厳しい北海道の冬の間、暖かく静かな穴の中で大きくなり、春、暖かくなると穴から出てきます。こぐまは、自由に動ける広い世界がうれしくてたまりません。きつね、しか、うさぎなど見るもの全てが初めてで面白く、その動物たちのまねをして遊びます。それを見守る、ははぐまもしあわせな気持ちでいっぱいです。
著者等紹介
手島圭三郎[テジマケイザブロウ]
北海道生まれ。「しまふくろうのみずうみ」で絵本にっぽん賞、「きたきつねのゆめ」でボローニァ国際児童図書展グラフィック賞受賞、’87ニューヨークタイムス選世界の絵本ベストテン。「おおはくちょうのそら」’88ニューヨークタイムス選世界の絵本ベストテン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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keroppi
82
冬籠りの穴で生まれた二匹の子熊。春になって、外の世界と出会う。他の動物たちの真似をしたり、とにかく好奇心いっぱい。まだお母さんに甘えている子熊たちだけど、未来への希望と生きる喜びと躍動感にあふれている。2021/12/01
yomineko@ヴィタリにゃん
58
春になって穴から出てきた二頭のこぐまたち。自由に動き回れるのがとてもうれしいらしい🐻🐻ほかの動物たちの走り方などを真似しながら、だんだんと成長していく。どうかこの自然がずっと守られますように✨2024/10/30
がる
10
キツネっぽくなったり、ウサギっぽくなったりする二ひきのこぐまがかわいいです。 この春の蝶はすごく苦手なヤツですけど・・・(>_<)2012/06/07
Lesen
9
冬篭りの穴の中で生まれた二匹の小熊。初めて外の世界。見るもの全てに好奇心旺盛。小熊たちの嬉しさ楽しさが伝わって来ます。触れる世界がすべて新鮮なのだろうな。真似している所が可愛い。2017/03/27
喪中の雨巫女。
9
《図書館‐新刊》子熊のしぐさが可愛いなあ。春は、楽しみですよね。2012/06/14
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