目次
第1部 住吉家再興―古典文化復興の象徴として(新たなやまと絵師如慶の登壇;住吉家再興への動き;やまと絵の新たな庇護者―徳川将軍家と住吉派;住吉家再興)
第2部 具慶、幕府の御用絵師へ(二代目具慶の誕生;幕府の御用絵師就任;如慶・具慶作品における画題の広がり)
第3部 やまと絵の新しい展開(如慶筆「東照社縁起」(紀州東照宮蔵)における古典受容の在り方について
元禄期における定家詠月次花鳥歌絵の諸相―光起本・探幽本・具慶本との比較において
住吉派の徒然草図諸本にみる古典解釈学との結び付き―斎宮歴史博物館蔵「徒然草図下絵」を中心に
具慶筆「箱崎八幡宮縁起」(筥崎宮蔵)にみる新たなやまと絵)
著者等紹介
下原美保[シモハラミホ]
関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得後退学。修士(文学)。福岡市博物館学芸員を経て、鹿児島大学学術研究院法文教育学域教育学系(教育学部美術教育講座)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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