おいしいデ

個数:

おいしいデ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月28日 06時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784904702710
  • NDC分類 674.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

梅原真というおっさんは、なんでもやりよるデ ─── 糸井重里

梅原真が「おいしいデザイン」とその秘訣を絶妙な語り口で書き下ろし、カラー写真とともに一挙公開する破格のデザイン書。

ローカルの一次産業のデザインを長年てがけ、 “考え方”そのものを変えるところからデザインし、マイナスをプラスに転換して「あたらしい価値」を生み出してきた梅原真。デザインワークを初めて収めた前著『ニッポンの風景をつくりなおせ── 一次産業×デザイン=風景』が刊行された2010年以降、NHK「プロフェッショナル」などでも紹介されて注目を集め、高知だけでなく全国から依頼が舞い込む事態に。にわか依頼をどんどん断りながらも、しかし、心揺さぶるひたむきな生産者に出会えば、どうにかせないかんと発奮し、ときに叱りとばしつつ、ユーモアで包み込む「おいしいデザイン」で消費者との間を見事につないでいく。

「デザインは経営資源」と説き、「土地の力を引き出すデザイン」をテーマとする梅原のゆるぎない物差しからは、地域再生のためのヒントもたくさん。

「デザインは問題解決ソフト」、「デザイナーとは問題解決人」と言い切る梅原が、海から山へ、里から街へと奔走し、“絶体絶命”の淵にいる生産者の志に応えていく──瀬戸内の島で一家総出の手作業で加工されたいりこ、口蹄疫で打撃をうけた養豚場の手塩にかけた加工品、有機飼料と広い飼育環境にこだわった鶏の卵、老舗和菓子屋の新たな試みを後押しする最新の仕事も含め、本書では26の仕事を紹介。前著でも紹介された、一本釣りカツオ漁の風景を守った「漁師が釣って 漁師が焼いた」藁焼きたたきや、衰退していた四万十の栗をもりかえした「しまんと地栗」などのさらなる展開も収録。

[主要目次]
まえがきがわりのインタビュー
くり/いりこ/ぶた/きびなご/おちゃくり/かつお/マッシュルーム/煎り酒/たまご/アイス/なっとう/山田まん/紅茶/新聞/ひがしやま/なまこ/土左日記/岩がき/ひもの/ところてん/もも/ふるさとの台所/摘み草 ひのき/ロール/うどん/竜馬
梅原真とニッポン 原研哉
あとがき

著者紹介
梅原真
デザイナー。高知市生まれ。放送局の美術スタッフとして勤務後、1980年よりフリーランス。高知というローカルに拠点を置き「一次産業× デザイン=風景」という方程式で活動する。かつおを藁で焼く「一本釣り・藁焼きたたき」。柚子しかない村から「ポン酢醤油・ゆずの村」。荒れ果てた栗の山から「しまんと地栗」。世界中どこにでもある新聞から「しまんと新聞ばっぐ」。高知県の森林率84%をおもしろがる「84はちよんプロジェクト」。離島、海士町のアイデンティティ「ないものはない」。そして砂浜しかない町に「砂浜美術館」のプロデュース。「土地の力を引き出すデザイン」で2016毎日デザイン賞・特別賞受賞。武蔵野美術大学客員教授。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこたん

41
“ボクが一番好きなデザインは、富山の「ますのすし」で、パッケージの最高傑作だと思っている。デザインは中川一政画伯だ。” 確かに、懐かしさと美味しさが押し寄せてくるような包装で、安心感がすごいなあ。おいしいデは、おいしいデザインのことのよう。お客にとっても製造者にとっても。地方(この本では主に四国)発の、モノはよいけど、なかなか商業ベースに上手く乗れない自慢の品への提言とパッケージ開発をする筆者。素朴、手作り感、製造・加工する人の顔が見えるような、思わず手に取りたくなるデザインがいい。面白かった。2018/12/16

リコリス

34
高知弁では人がなくなることを「みてる」という。みてる=満ちる。あらかじめ決められた人生を満たしたということ。なんて素敵な表現なんだろう。そう考える前向きさがいいなぁ。高知で生まれ高知を育みデザインは経営資源であるという著者。デザインの力で商品のイメージは変わる。「虎屋ふうにデザインできんかな」っていう思考わかる!会社でこんな話よくしてたなと嬉しくなった。梅原氏いわく「成功する人はカラダの動きがよいこと、チョット変な人であること」だそう。地栗にきびなごフィレにデザインで生まれ変わった物が素敵♡面白かった。2019/08/04

けんとまん1007

21
梅原さん2冊目。ブレない視点と、活動内容が凄い。ある意味、今の時代に逆行するものでもある。どこに本質があるのか、どこに思いがこもっているのか、どこに視点をおいているのかがすべて。ここで取り上げられているもののうち、いくつかが琴線に触れた。こんな視点で、いろいろ臨みたい。2018/09/09

Mc6ρ助

7
『梅原真が支持している産業は、ー次産業すなわち農林水産業である。つまりその土地に自然に溢れてくるものをつつましく受けとめ、価値をしっかり見定めて世界に送り出していく産業である。これは充実感があり誇らしい営みである。本書はその見事な事例集であり、梅原真のデザインは、それを全身で語ってくれている。日本がしっかりするためには東京は「ニッポン」に向けて目を覚ます必要がある。・・(p267原 研哉氏あとがき)』梅原真的生き方に憧れるが憧れだけでは適うものではない。そして、東京に消費される梅原真になって欲しくはない。2018/10/23

じじょ

4
おもしろかった。本の値段が高いなと思ったけど、買ってよかった。おいしいデザインの心惹かれるあれこれ、現物を見てみたい。2019/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12973524
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品