内容説明
江藤淳は、過去の人か。「戦後70年」というのなら、江藤淳こそもっとも思い出されてしかるべき人ではないのか。
目次
序 うつらうつらと見居候内に
1 そのひと
2 小林秀雄、埴谷雄高、大岡昇平と「転向」「変節」について
3 本多秋五、福田恒存、そして「無条件降伏」論争
4 「占領軍と検閲」、『一九四六年憲法―その拘束』の核心
5 文壇―その「自由」と「禁忌」そして、自死…
著者等紹介
斎藤禎[サイトウタダシ]
昭和18年(1943)満洲三江省に生れる。昭和42年(1967)早大一文卒、同年、文藝春秋入社。各誌編集長、常務取締役等を経て、平成19年(2007)日本経済新聞出版社に移り、代表取締役会長。平成24年(2012)同社を退く。早稲田スポーツOB倶楽部会長。公益財団法人国家基本問題研究所理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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