内容説明
四季、愛、平和への共鳴。平塚らいてう、いわさきちひろ、出会いの句画集。母として、女性として、一途な思いを胸に、活動し、生き抜いた平塚らいてうといわさきちひろ。俳句と画の出会いによって、はじめて紡がれたふたりの素顔、静かに、鮮やかに奏で始めます。
目次
春
夏
秋
冬
鑑賞
鼎談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuko
15
恩師形見本3冊目。30歳以上離れた故人2人のコラボ句画集。2人の接点の記録はないが、静かに反戦活動されていた同士、そして周囲の方々には奇跡的なご縁がつながっている。編著は現在歌人でらいてうさんの隣人。おふたり所縁の記録映画作家と、ちひろ美術館評議員との鼎談も掲載。私自身もともと俳句もちひろさんの絵も好きなので奥深く堪能できた。そして、らいてうさんの生き方に重なる先生の授業風景もくっきりと思い出す。女性解放運動についてあれこれ調べながら読了、ふと形見にこの本を選んだのは、先生の仕業に思えてならない。2020/04/16
雨巫女
0
らいてうさんとちひろさんが、結びつかなかった。でも、平和を祈っているのがわかった。2010/04/10