目次
第1章 この実験が歴史を変えた(エドワード・ジェンナーの種痘実験―8才の少年を実験台に天然痘ワクチン発見;スパランツァーニの消化実験―食べたものが消化されるメカニズムの発見 ほか)
第2章 身体の限界はどこにある?(ジョージ・フォーダイズの高温耐久実験―人間の体はどこまで高温に耐えられるか?;炭坑、海底など特殊環境における人体実験―科学版・巨人の星ホールデン親子の「実験こそ我が使命」 ほか)
第3章 驚愕!知られざる心理実験(動物の条件反射実験―現代の精神治療にも応用される「パブロフの犬」;マクシミリアン・リンゲルマンの綱引き実験―人間は集団の中にいると無意識に手を抜く ほか)
第4章 人類が冒した残虐実験の系譜(1500組、3千人が収容所特別室の解剖台に ナチス戦慄の人体実験1―死の天使、メンゲレの双子実験;ナチス戦慄の人体実験2―ゲープハルトの骨、筋肉の移植実験 ほか)
感想・レビュー
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エラリー9
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20世紀を中心に、1970年代までのめぼしい実験は、ゴシップ週刊紙のように扇情的で少々短くまとめ過ぎな感じながら、だいたい載っている。近年については、行われていないわけではないでしょうね。やってみるまでもないんじゃないかというものから(疑似刑務所とか地下鉄満員電車の細菌散布とか)、やらなきゃわかんないし意外な副産物発見てものまで(ジェーン・エリオットの差別実験とか)幅広いのですが、生身の人間を観察する人体実験…自分の体でなければさぞや面白いんだろうな、と、ふと考えてしまいます。2013/04/01
Yuji
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731部隊とかは知ってたが初耳のもあって良かった2024/01/16
j080279
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福島図書館 半分読了 面白い もう一回借りたい 後半のナチスの人体実験読めていない。 漂流しても少しづつ海水飲むんやのお2022/09/07