感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほりん
15
邦題「ぼくを探しに」。自分の「かけら」(missing piece)を探しに行くお話。本当にいろいろ考えさせられます。欠けているから歌が歌えるし,欠けているからいろんな出会いがある。「こんな自分でいいんだ」というメッセージを私は受け取りましたが,いろいろな受け取め方がありそうです。続編に"The Missing Piece Meets the Big O"があります。2014/06/08
がぉ@春待人
3
失われた自分の一部をさがし旅に出る。 僕も世界も完璧じゃない、欠けているからいろいろあるんだ、楽しいんだ! 洋書だけど、簡単な英語なので判り易い。2014/10/02
D4C
2
「ぼくを探しに」の英語原書。どのように翻訳しているのかなーと、参考までに借りてみました。意訳してたり、言葉を変えてみたり。自分が読むだけなら気にすることではないのですが、英語を不特定多数に日本語として読める形にする翻訳家という仕事、あらためて大変な仕事だなーと実感です。2015/04/19
桧山
1
英語は割りと単純なので読みやすい。中1で挫折した私でも大丈夫。韻を踏んでいる楽しさはもっと英語に馴染まないと完全には理解できないだろうなぁと。 内容は案外哲学。表3を読んで続編が非常に気になるので読む2014/08/09
Sylveon
0
これも子供にギフトとして購入しました。シンプルな文と絵で、だからこそ伝わる何かがある気がします。まんまるが欠けたかたちの「ぼく」。最初はまんまるになるために欠けたところを探すけど、結局欠けてたほうがいいとわかる。不完全な形を個性と見ることもできるし、欠けたところは欠点であるともとれる。ともかく、自分じゃない誰かになる必要はないし、完璧じゃなくても自分を認めてあげようという気になる。うちの子達に、自分は自分でいいんだよ、とメッセージを送りたくて、何度も読み聞かせした本です。