10代からの「いのち学」―あるがん研究者のつぶやき

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  • サイズ B6判/ページ数 117p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904570623
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0095

内容説明

がん細胞の世界は人間社会の縮図!?生きる意味?脳んでなんぼ。科学を知って、自由になろう。がん研究者が10代に贈る“いのち”を慈しむ人間賛歌の書。がん医療の最前線トピックも満載。

目次

第1章 「もの」と「こと」の始まり(考えるという不思議なこと―「考える」を考える;救われた「なんとなくそうなんです」 ほか)
第2章 科学の基本~現在までの流れ(近代科学の始まり、考え方の変革―科学革命;宇宙の始まり ほか)
第3章 “いのち”の科学(現代生命科学の考え方―わかることとわからないこと;生命の基本単位である細胞 ほか)
第4章 「がん」を通して見えてくる“いのち”の意義(がん化メカニズムの今日的理解―故障した暴走車の例え;「がん」が遺伝子の病気と結論されるまでの経緯 ほか)

著者等紹介

谷口俊一郎[タニグチシュンイチロウ]
九州大学理学部卒。信州大学大学院医学系研究科疾患予防医学系専攻分子腫瘍学講座。教授、医学博士、理学博士。1988年に日本癌学会奨励賞受賞。専攻分野は分子腫瘍学。「転移」をキーワードに細胞形態及び運動制御の分子生物学的研究、がん細胞の遺伝的不安定性と核マトリックス、アポートシスと炎症、嫌気性菌を用いた固形がんの治療等を研究課題としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マリン

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人間の存在意義をさがしても、否応なしに産み落とされただけだから見つからないはずだよね。余命宣告後もたんたんと生きられるような人生を目指したい。せめて楽しく正しく行きたい。2013/06/15

かもやん

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この本では「形而下学的問題を見ていくことが、形而上学的問題を考える際に大きな影響を与える」ということがメインで書かれている。具体的には、科学的にガンの研究をして「ガンのシステム」を解明しようとしていく中で、「人はなぜ生きるのか(=いのち)」など、哲学的なことついて考えるヒントが得られた、ということだ。また、ガンの存在、予防の必要性などから、社会においての人間のあり方などを類推的に考えることができると述べている。 ちなみに、「生きるとはこういうことだ」ということは書かれていない。2013/02/26

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